最終更新:ID:CMRnHE6vGw 2007年01月25日(木) 02:12:05履歴
ハルバンデフ軍侵攻のとき、彩国内は大いに混乱した。
そのさなかにある納豆神が蘇り、地獄から悪魔を呼びだして
悪事をはたらいた、という話がある。納豆神はエーワーン(イヴン)という
草の民の血を引く勇者によって討ち取られ、納豆神が喚起した悪魔どもは
地獄に追い返されたそうである。戦中戦後の混乱の中で生まれた噂、人々が求めた英雄譚と言えばそれまでだが、彩国の上位にもこれを信じた者がいたらしい。これを豆腐王国への侵攻の口実にしようとする者も少なくなかった。
ある貴族は「邪悪な納豆神の同胞である豆腐どもを打ち倒すことは、以後の平和のために必要不可欠な人類の義務である」と述べたという記録が伝わっている。
しかしハルバンデフとの戦いで疲弊していた彩国にそれほどの余力は残されていなかった。
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