キュトスの姉妹・結界の六十二妹
キュトスの姉妹が11番目、封印者【クレアノーズ】。
封印者、限定施行、結界守護者、空虚公等の異名を持つ。
その最大の特徴は、右側に銀色の片翼が生えていることであろう。
キュトスの姉妹が11番目、封印者【クレアノーズ】。
封印者、限定施行、結界守護者、空虚公等の異名を持つ。
その最大の特徴は、右側に銀色の片翼が生えていることであろう。
- 吸血鬼。
- 吸血することで相手の能力を得ることができる。
- 吸血により相手の性格から影響を受けて性格変わる派
- 変わらないよ派
- 吸血鬼なので日光を浴びると即死して灰になるがキュトスの姉妹なのでそこらへんの日陰から復活する。
- 吸血することで相手の能力を得ることができる。
姉妹の十一女、クレアノーズの趣味は腐乱死体や惨殺された男性である。
あるいは家族や恋人を目の前で嬲り者にされて絶望している男や、
生きる希望を全て失ったものを更なる奈落に叩き落してやりたいと思っている。
絶望的な状況で足掻く逞しい男性には優しく力添えをしてしっかりとした信頼関係を結んだ後、徹底的に裏切って発狂させるのが趣味。
アルセスのことが超嫌い。
あるいは家族や恋人を目の前で嬲り者にされて絶望している男や、
生きる希望を全て失ったものを更なる奈落に叩き落してやりたいと思っている。
絶望的な状況で足掻く逞しい男性には優しく力添えをしてしっかりとした信頼関係を結んだ後、徹底的に裏切って発狂させるのが趣味。
アルセスのことが超嫌い。
キャッハハハ!! 滑稽滑稽、滑稽極まりなく無様で醜悪、見るに耐えないおぞましさね! 最高、そして最悪だわクククククク。
ハ―――、キュトスが不死、ですって? 愚かね、愚かとしか言いようが無いわ。
誰が一体そんな事を信じているのかしら。だって私たちはキュトスではないのだから。キュトスの一部でありキュトスとしての過去がありいずれキュトスになりうる存在。ああ素敵、それじゃあ私たちの自意識はいずれ統合されて不死のキュトスになってしまうのかしら?
いいえ、いいえ! その答えは否でしかなく諾の答えは私たちの欺瞞であり詐称であり矛盾でしかない。私たちは分かたれた。そして己となり我を得、あろうことか長女ヘリステラはナンバリングをして私たちを姉妹にしてしまった!!
嗚呼、ああ、なんてこと!
ただのキュトスの断片が、ただのキュトスの分身が、クローニングされた七十一分の一キュトス達が、なんと姉妹になってしまいました!
功罪、と呼びたければ呼ぶといいし、功績と称えたければ称えればいい。
兎にも角にも、ヘリステラの所行は私たちの存在を昇華し/貶めた。
もうわたしたちは戻れない。
いいことアルセス、【戻れない】のよ。
少なくとも私たちの意思では、私たちの力ではキュトスにはなれない。
私たちが姉妹である限り、その概念を突破し、アーズノエルの紀念を崩壊させて統合しないと、貴方が彼女を取り戻す事など出来はしない。
そしてね。アルセス。
私たちは、私たちの半数以上は、キュトスになりたいなどとは思っていない。
ええ、貴方のことが大好きなセレブレッタ―――キュトスの【愛】性を受け継いだ彼女でもそれは望まないでしょう。
だって私たちは既に姉妹なのだから。この私はクレアノーズなのだから。
それを失いたいだなんて、思うはず無いでしょう?
いいかしらアルセス。そしてね、私はそれを許さない。【キュトス】を【禁ずる結界】は、私たち結界の六十二妹がいる限り崩れない。守護の九姉が結界の八方位と天上を護り、私たち六十二妹が結界そのものとなる。そうして私たちは充足する。
拒絶。そう、拒絶するわアルセス。私は、貴方を、拒絶する。
結界の六十二妹筆頭、ルスクォミーズに代わる代替中核。結界守護者クレアノーズ。
その名にかけて、【キュトスの姉妹】は終わらせない―――。
望むなら殺しなさい、私たち全ての意思を、ルスクォミーズとの戦いで確かめられた、私たちの絆全てに対する敵意と憎悪を以ってね!!!
その意思が在るならば、私たちを皆殺してから纏めてその槍で串刺しにするがいいでしょう。そうすれば話が早い。貴方の妄執は果たされる。
ああ、ひょっとしたら、それも無様で面白いかもしれないわね?
ハ―――、キュトスが不死、ですって? 愚かね、愚かとしか言いようが無いわ。
誰が一体そんな事を信じているのかしら。だって私たちはキュトスではないのだから。キュトスの一部でありキュトスとしての過去がありいずれキュトスになりうる存在。ああ素敵、それじゃあ私たちの自意識はいずれ統合されて不死のキュトスになってしまうのかしら?
いいえ、いいえ! その答えは否でしかなく諾の答えは私たちの欺瞞であり詐称であり矛盾でしかない。私たちは分かたれた。そして己となり我を得、あろうことか長女ヘリステラはナンバリングをして私たちを姉妹にしてしまった!!
嗚呼、ああ、なんてこと!
ただのキュトスの断片が、ただのキュトスの分身が、クローニングされた七十一分の一キュトス達が、なんと姉妹になってしまいました!
功罪、と呼びたければ呼ぶといいし、功績と称えたければ称えればいい。
兎にも角にも、ヘリステラの所行は私たちの存在を昇華し/貶めた。
もうわたしたちは戻れない。
いいことアルセス、【戻れない】のよ。
少なくとも私たちの意思では、私たちの力ではキュトスにはなれない。
私たちが姉妹である限り、その概念を突破し、アーズノエルの紀念を崩壊させて統合しないと、貴方が彼女を取り戻す事など出来はしない。
そしてね。アルセス。
私たちは、私たちの半数以上は、キュトスになりたいなどとは思っていない。
ええ、貴方のことが大好きなセレブレッタ―――キュトスの【愛】性を受け継いだ彼女でもそれは望まないでしょう。
だって私たちは既に姉妹なのだから。この私はクレアノーズなのだから。
それを失いたいだなんて、思うはず無いでしょう?
いいかしらアルセス。そしてね、私はそれを許さない。【キュトス】を【禁ずる結界】は、私たち結界の六十二妹がいる限り崩れない。守護の九姉が結界の八方位と天上を護り、私たち六十二妹が結界そのものとなる。そうして私たちは充足する。
拒絶。そう、拒絶するわアルセス。私は、貴方を、拒絶する。
結界の六十二妹筆頭、ルスクォミーズに代わる代替中核。結界守護者クレアノーズ。
その名にかけて、【キュトスの姉妹】は終わらせない―――。
望むなら殺しなさい、私たち全ての意思を、ルスクォミーズとの戦いで確かめられた、私たちの絆全てに対する敵意と憎悪を以ってね!!!
その意思が在るならば、私たちを皆殺してから纏めてその槍で串刺しにするがいいでしょう。そうすれば話が早い。貴方の妄執は果たされる。
ああ、ひょっとしたら、それも無様で面白いかもしれないわね?
モルゾワーネスと一緒にクレアノーズに封印されたまま。
放浪するルスクォミーズの中には今でもシャーネスとモルゾワーネスが眠っている。
ラプンシエルとクレアノーズ
「ねぇねぇクレア姉様。どうしてルスクォミーズ姉様はあんなにお腹がふくらんでいらっしゃるの? 誰かいい人でもできたのかしら」
「いいえラプンシエル。あれはね、あたしが無理矢理封じ込めたモルゾワーネスとシャーネス姉様の二人が彼女の体内で蠢いている結果なのよ。少しでも気を抜くと胎内を突き破って血肉と血潮を撒き散らして獣とシャーネス姉様が飛び出してくるのよ。あたしがそういうふうに仕掛けたの。わざと封印の構成を破綻させたのね。だってそのほうが面白いでしょう? 胎内に爆弾を二つも抱えたままビークレット姉様の言い付けを守らなければならないルスクォミーズ。ククク、素晴らしいわ、絶望のあまり発狂しても面白いけどね。ああもう早く絶望の余り泣き出さないかしらそれだけが人生の楽しみだわそしてあの娘が死んだらあたしも死ぬの、死ぬの死ぬの死ぬのよ」
「クレア姉様・・・、怖い・・・・・・。」
今日もクレアノーズは絶好調でアレな感じだった。
放浪するルスクォミーズの中には今でもシャーネスとモルゾワーネスが眠っている。
ラプンシエルとクレアノーズ
「ねぇねぇクレア姉様。どうしてルスクォミーズ姉様はあんなにお腹がふくらんでいらっしゃるの? 誰かいい人でもできたのかしら」
「いいえラプンシエル。あれはね、あたしが無理矢理封じ込めたモルゾワーネスとシャーネス姉様の二人が彼女の体内で蠢いている結果なのよ。少しでも気を抜くと胎内を突き破って血肉と血潮を撒き散らして獣とシャーネス姉様が飛び出してくるのよ。あたしがそういうふうに仕掛けたの。わざと封印の構成を破綻させたのね。だってそのほうが面白いでしょう? 胎内に爆弾を二つも抱えたままビークレット姉様の言い付けを守らなければならないルスクォミーズ。ククク、素晴らしいわ、絶望のあまり発狂しても面白いけどね。ああもう早く絶望の余り泣き出さないかしらそれだけが人生の楽しみだわそしてあの娘が死んだらあたしも死ぬの、死ぬの死ぬの死ぬのよ」
「クレア姉様・・・、怖い・・・・・・。」
今日もクレアノーズは絶好調でアレな感じだった。
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