この戦いがいかなる戦いであったかについてはあまり記録が残っていない。
その理由は、
草の民が
ハルバンデフを嫌っていたので彼にまつわる全てを破壊したからだとも、内乱でそれらにまつわる全てが失われたからだとも言われる。
ただ確かなことは、この戦いが草原地方中央にあるトルハンと呼ばれる湖畔で行われたことと、
ハルバンデフがこの戦いで命を落としたということである。
一説には、戦いは当初、少数兵力でありながらも
ハルバンデフの有利に進んだが、最終的に
アルプデギンが一騎打ちによって
ハルバンデフを討ち取ったことで戦況が逆転したという。