多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

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 形なき災厄。姿なき暗闇。降りそそぐ邪悪。恐るべき異名。語られざる異形。災厄の神ヤァクダァク。

 巨大であり、混沌を望み、混沌を生み出すとされる神。その名を呼ぶだけでも災厄が訪れるという伝説があり、「名前を口にしてはいけない神」として伝えられており、この神の名前を知っている人間は少ない。そのため、「厄闇神」「名前を口にしてはいけない神」という呼ばれ方のほうが一般的。その二つ名にしても、神々の中では決して有名なものではない。名前を呼ばれることが極端に少ないことから、「名も無き神?」と呼称されることもある。

 厄闇神がもたらした具体的な災厄については詳細不明となっている。各地に伝わる伝承と歴史的事件との関係について調査した学者は、例外なく謎の死をとげている。神学者の間では割と有名な伝説で、「禁忌の神」と噂されることが多い。大神院の記録でさえ、名前と序列、そして「彼の神、闇を引き連れ、災厄を呼ぶ者なり」という、記録というよりはたった一行の記述としか呼べない情報しか記されていない。

 禁書『オルザウン禁忌集』にはこの神のことが出てくるが、「名前を口にしてはいけない神」という名称が使われている。『オルザウン禁忌集』の注釈書であるとされる『ウェウーレベルン』にはヤァクダァクという名が載っているという噂もあるが、世界に散らばる「ウェウーレベルンのコピー」にもこの神の名が載っている記述は発見されていない。

 おそらく、紀神である。

●滅神界での姿
厄田 アクタ


邪神ヤグヴブク

死を恐れよ。
死に怯えよ。
死は悍ましいモノ。
死は未知なるモノ。
例えそのようなモノが現実には無かったとしても、命は死を幻視して恐慌に陥る。
そして死は、誰にも語られぬモノだ。
誰にも真実を知られぬものだ。

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