ラダムストン

人物

劇作家。

神話をモチーフにした多くの戯曲を手がける。大衆によく知られたもののみならずマイナーな神話をも盛んにモチーフとしたため、人々に様々な神話を紹介する意味でも貢献した。
しかしその作品には独自の解釈や創作などが多く取り入れられていたため、時に史実と違った事実を人々に流布することにもなった。

代表作は『カーズガン(戯曲)』『キュトス(戯曲)?』『ハイダル・マリク(戯曲)』『宝石物語?』『エクリーオベレッカ(戯曲)?』『メクセトと魔女』『春待月の雪』など多数。

尚、これらの代表作において「後に大陸に広く使われる暦によればX年」という導入の言い回しが多様されるが、この暦がどの国の暦であるのかは現在でも判明していない。
それどころか、どの国の暦に当てはめても事件の整合性が取れない。　複数の暦を組み合わせても整合性が取れない。
それゆえ、明らかにこれはラダムストンの悪戯であるのだが、多くのラダムストンマニアと呼ばれる好事家はそれを認めずに、この暦が何であるのかを解析することに挑戦して今日に至る。　だが、多くの好事家や、ラダムストン好きな歴史学者がこの「ラダムストン暦問題」に挑戦して全員敗れ去ったというのが実情である。