多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。


結界の六十二妹

幸運?の抽出者。キュトスの姉妹の31番目。対象から【幸運】を取り出すことができる。
ラヤロップは自分が罪人と見なした者から幸運を根こそぎ奪い去る。彼女から運を奪われた者には悲惨な末路が待っている。
「悪人に対して容赦が無い」点で13番目のコキューネーと共通しているが、彼女とコキューネーと違うところはコキューネーの動機が真に罪人の将来を思っての善意と慈愛(多少歪んではいるが)であるのに対し、ラヤロップの動機が罪人に対する徹底的な軽蔑と「悪人ならば搾取されても文句は言えない」という信念による点である。そのためコキューネーとの対立は深い。

ラヤロップは犯罪人から運を奪い尽くすだけでは飽き足らず、さらに恐ろしい罰を思いついた。運を全く失った罪人に、あの名を口にしてはならぬとされる厄闇神の名を唱えさせるのである。不幸の極みにある者が「ヤァクダァク」と口にしてしまったとき、どんな災厄が彼あるいは彼女を襲うのか。この先のことは記録に残されていない。

幸運を操る代償として、運の流れからはじき出されているという説もある。

口調

ハンっ、パンダ耳を生やすのはあたしだよ。
そのためには笹だって食ってみせるさ。
あんたらはタケノコでもしゃぶってな!!
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/7039/...

戦闘能力

マレタではトワレエンメントリカミュトスと対戦し、これを打ち破っている。
その拳に魔力を込めているとはいえ、素手でシャルマキヒュの凍視を弾くなど、常人離れした戦闘力を誇る。

累卵の記述項

1-31ラヤロップ

「幸運の抽出者」「厄闇の招き手」
自身が悪人と見なした者から幸運を奪い去り、運の消失した悪人は例外なく非業の死を遂げる。13番のコキューネーを悪人などに情けをかける偽善者だと見下しており、会うと必ずいがみ合う。


あるとき彼女は運を奪った悪人に名前を言う事の許されていない厄闇神ヤァク・ダァク?の名を唱えさせた。
それによって悪人は言うに耐えない末路を辿り(末路とすら言えない)ラヤロップは満足したのだが、ラヤロップはそのとき自らの身の内に宿っているキュトスの本能が厄闇神に対する激しい恐怖と絶望を感じているのに気づき、そのおぞましいまでの恐怖に屈し、二度とその罰を試す事をしなかった。
次それを行えば、おそらく自分は発狂する。その確信があったのだ。


彼女の苛烈な善悪観には、彼女の幼少期の体験が深く関わっている。
ヘリステラによって発見された当時、氷付けの棺に封印されていたラヤロップは、
人間が文明社会を築くようになると静かにその封印を破り起き上がった。
運勢というものが主に人間を媒介にして回っているからだと彼女自身は説明をつけているが、確かな理由はわかっていない。

彼女は人間社会に溶け込む事を望み星見の塔を脱出した。当時ヘリステラは不在であり、ある姉妹の手引きによって誰にも気づかれる事無く脱出を成功させた彼女はある教会に拾われ、聖堂騎士?としての修練を積む事になる。
彼女は信仰が教える正義に従い悪人?悪魔魔女たちを狩っていたが、ある日彼女がキュトスの魔女である事が露見する。
真実を知った周囲の仲間たち、親代わりであった神官らの態度は一変し、ラヤロップはそれまで想像もしたことのない悪意を一身に受ける事になる。
その時襲撃してきた反教会組織、ラヤロップたちと敵対していた「邪教集団?」の手によって神官や騎士たちは皆殺しにされ、ラヤロップは戦利品として連れ去られた。
そこでも彼女は理不尽な暴虐に晒されたが、しかし数人の人間は粗雑ながらも彼女に親切な心を見せ、彼女に救いを与えた。
そうして、ラヤロップの価値観は、決定的なまでにその場で反転することとなった。

悪とは何であるのか。正義とはなんなのか。 一面的な解が世界には存在していない。ならば自分は、いったい何をよりどころにすればいい? 神には既に裏切られた。ならば、私は何に判断基準を置けば良いのか。
それは時によって、場所によって、相手によって変化するもの。
客観的な決定など不可能だ。なら、自分自身が決める他は無い。
唐突に、それは運命だ、と直感した。自分は、相手の善悪を、相手の運命を掴み捉えて「見」る事で決定すればいい。
試しに、彼女は親切な男の運命を奪ってみた。
黒く濁ったそれは、紛れも無い「悪」の証。
その男は即座に躓いて頭を強打し死亡したが、ラヤロップは邪教集団の全員の運命を奪い、実験をしてみた。
どの運命も、どす黒く濁っていた。
街に出て、住人全員の運命を奪ってみた。
全て漆黒だった。
ラヤロップは確信した。世界は腐っている。悪か善か、自分の目で確かめたというのに、世界には悪が溢れているせいで真の悪が判別できない。
全ての悪を処断するのは止めておこう、とラヤロップの理性は決定した。
しかし、苛烈に翻ったその意思は、目に見えた明らかな悪の芽を、確実に摘み取っていこうと決意していたのだ。

表記ゆれ

ラヤローツプ

関連

ブリマルキン大地の中心の九十九騎士。ラヤロップの力をも模倣し、ツクモたる騎士たちを召喚するにあたっての協定を破った者に制裁を加える。

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