多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

概要

 そのモノの存在を定め、支える原理や意義を損なわせる推測のことを指す。
 顎捨帝野・叱咤?による彩石は偶発的に生じたものであり、あらゆる仮説は意味のないものだと批判する書物『意味を損なう空虚な推測』がそもそもの起原。そこでは、単に嘲笑的な意味合いでしか書かれていなかった。
 だが、後に彩石にかけられた第二の魔女の呪いが紀元槍などで彩石を検索する方式ではなく、彩石には何らかの一般法則が隠れており、その法則を捻じ曲げたのだと分かった。
 そして、顎捨帝野・叱咤?はあろうことか、その法則を突き止め、『意味を損なう空虚な推測』と呼ぶ儀式によって偶発的な要因でも彩石が発生するようにしたそうな。そもそも彩石が創造される目的、なんのために作られたのかを考えてみなさい。これは正しく意味を損なう空虚な推測でしょう。
 そういった経緯から『意味を損なう空虚な推測』とはそのモノの作られた目的や意義を壊す無意味な憶測を言うようになった。

意味を損なう空虚な推測

 La vana speculazione dal senso.
 その言葉の目的は『意味の破壊』を概念として世界に認めさせること。
 だが、『意味の破壊』に『意味の破壊』の概念を適用すれば、『意味の破壊』の概念は認められていることになり、適用しなければ『意味の破壊』の概念は認められる。
 そう、これは必然的に存在する。
 一度でも『意味の破壊』がなされれば、生まれる概念。

概要。

 顎捨帝野・叱咤による、彩石の自然発生説を否定する書物『意味を損なう空虚な推測』。彩石は概念の結晶、生成は偶発的でありえないと問いた。
 しかし、それは学会に受け入れられず、また間違いであった。彼は彼のいうところの『意味を損なう空虚な推測』たる自然発生説に負けた。
 彼は『意味を損なう空虚な推測』と名付けた儀式によって、彩石の発生に法則を与えた。
 それは目的因のない彩石に存在の目的を与える行為。
 それゆえ『意味を損なう空虚な推測』とは『意味を損なう空虚な推測』に対する否定的な意味、空虚な推測を破壊し、意味を与えるという意味をもつようになった。

意味を損なう空虚な推測

 La vana speculazione dal senso.
 意味を損なう空虚な推測は数多の意味をもつ。
 全てに適用可能な概要といっても過言ではない。

真実

 正負、創造と破壊。
 意味の分岐・拡散と意味の統合・収束。
 二つの相反する性質を持つ、『意味を損なう空虚な推測』は常に自身を自身に適用することで、生成消滅している。
 存在のみが不変である。
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