多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

メクセト
神滅ぼしの武具

混沌の小箱"ブラックボックス"
メクセトが作ったと言われる1032の武具の一つ。
使用者の魂を引き換えに発動する小箱。

膨張型ブラックホールを閉じ込めた箱。
その形が四角い(正方形)のは、封じる力を強めるための幾何学魔術。
使用者は、神に対し、箱を開けてみろと迫る。
開けられないなら神の名を捨てろと迫る。
神は自我崩壊を避けるため、罠と知りつつ箱を開けざるを得ない。
解放されたブラックホールは事象の地平線を拡大しつつ膨張を続け、神を飲み込む。
もし事象の地平線を超える能力を持つ者(例:扉の魔女)であれば、
脱出することも可能だろうが、多くの神は自らの完全性ゆえに
その種の逃避能力に疎いため、ブラックホールに飲み込まれて死んでしまう。

メクセトによって1032英雄の一人に選ばれたパンドーラ・ピュクシスが所有。
パンドーラ亡き後は多くの神滅ぼしの武具と同様に行方知れずとなっていた。

天廊戦争?終結から数千年後、グランディラス大凍滅の混乱時に主神アルセスによってブラック・コルセスカ滅殺の命と共にシメル・ピュクシスへと手渡される。

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