多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

神跡

概要

ある者はそこから【人類】の秘法を持ち帰り、ある者は最強の呪文の手掛りを得た。

 またある者はカラス?の白さを称えた詩を読み、ある者はカラスが赤いことを証明した論文を読み、ある者は単にカラスが黒いという記述を読んだ。

 ある者が読んだのは白さの詩に対する書評であり、またある者が読んだのは赤さの証明と同じ手続きで他の色でもある結果を導き出せるという指摘であり、またある者が読んだのはカラスが黒いと書かれた本が虚偽であるとの証明である。

 そこに納められた知識は無限であり、人間の持つ真偽の判断などは価値を持たない。つまり、この図書館は、読む者が既に知っていることしか教えてはくれないのである。

 神々の図書館は館の形をせず、その蔵書もまた書物の形をとらない。図書館とはこの世界であり、本とは言理の妖精である。

蔵書について

神々の図書館の本は、すべてラヴァエヤナの手書きだ。
といっても、彼女の著作というわけではなく、彼女が「どこか」や「誰か」から受け取り蓄えてきた知識、それを本の形に換えて実体化させているだけだ。
その実体化の方法が「手書き」なのだが。
今夜も彼女は相棒の耳長のロワスと一緒に羽ペンを握っていることだろう。

即ち、言理の妖精を創造したのはラヴァエヤナ。
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