多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

TVゲーム

概要

妖怪やUMAが登場する対戦型格闘ゲーム。
各作品のタイトルに「魔類抄」がつくことから魔類抄シリーズと呼ばれる。
魔類抄とは作中に登場する古今東西の妖怪や魔物を網羅する事典で、
これを編纂するグループ「魔類抄編纂会」がある。

ストーリーの節々で人間が重要な役割をもつ。
キャラクター名は、『個体名』とみなせるもの(トイレの花子さん等)は
そのままだが、『種族・グループ名』と見えるものには一個体としての名前が設定されている。
作品世界では「黄道十二宮のデーモン」の名を冠した宇宙人たちが暗躍している。

シリーズは四つの三部作からなり、各三部作ごとに登場キャラクターが大きく変わる。

神話や伝説を色々引用しているが、名前だけ借りて実態を変えているため、モデルを知っている人には何故その名前なのかわからず、知らない人には何の意味もない、というネタ度の高いゲーム。
知名度のある名前を使うのはその定着しているイメージを利用してゲーム側から送る情報量を節約する(または少ない情報のなかに情緒や深みを感じさせる)メリットが見込まれるものだが、このゲームだと「このゲーム内での聖杯伝説」や「このゲーム内でのムー大陸伝説」をわざわざイチから解説する。ボタンを押せば長ったらしい解説は飛ばせるのだが、一挙にイベントごと飛ばせるのではなく、1ページずつ本をめくるような塩梅であったため「解説飛ばし連打」が広く行われた。
攻略本の開発談で、実は一作目に出てくる12星座も現実と名前が同じだけで由来がまったく捏造な「このゲーム内での12星座」であることが明かされた。
遠い宇宙の文化での星座が地球から見える形と同一というのは不自然であるから、という理由らしい。宇宙人たちの超必殺技では、はじめ背景に地球上での星座が現われ、その後、星々の配列が彼ら本来の星座へと変化するという演出がなされる。

本作の悪魔・魔物・魔族には実際の神話・伝説から名前がとられたキャラがいるが、
現存する宗教の教義で重要な位置を占める悪魔からの引用は避けられている。
海外進出を狙ってのことらしい。

用語

  • 魔類抄編纂会
古今東西の魑魅魍魎を網羅する事典『魔類抄』を編纂する団体。近代以前の日本で行われた秘密の国家事業をその源流とする。
  • イルミナティ
「光の至高」を崇拝する秘密結社。表向きでは既に無くなったことになっている。教団文書に『シモン・マグスのアポクリュフォン』や『啓明の書』がある。「至高神」が遣わした十二天使とやがて現われる十三番目の天使による「宇宙の再創造」の時が来るとする予言を信じている。この予言の成就のため、十三人目の天使が地上に降臨するための「偉大な霊の容れ物となる肉体」を用意するため、神秘学・隠秘学を含む各方面の技術・理論を発達させている。
  • 黄道十二天使
十二の星座を背負う十二人の宇宙人。だがその星座の形は地球に伝わる同名のものとは異なる。この星から生まれるという「蛇遣い座」を背負うべき「十三番目の天使」を選別し、覚醒に導くという目的をもって地球にやってきた。イルミナティの上位に立つ存在で、かつてアトランティス大陸を支配していた。
  • スピリチュアル・ハイアラーキー
地球人類の霊的覚醒・進化を導くためにやってきた集団。この集団の構成員をさす言葉でもあり、ハイアラーキーとも呼ばれる。彼らがもたらした教典『聖なる霊感の書』は地球における霊的覚醒の計画書でもある。宇宙人であるという点では黄道十二天使と共通しているが、その一人一人のパワーは「天使」にかなわない。地球での教化拠点はムー大陸においていた。シュトゥットアテンはこの一員で、ヌアランダーラもかつてハイアラーキーだった。
  • 七光大師
スピリチュアル・ハイアラーキーを率いる七人のアセンデッドマスター。彼らが司る光線はそれぞれ宇宙の大霊=神の属性を象徴すると言われている。
第一光線:ルーレイショー、第二光線:ロントラ、第三光線:セティオルブ、第四光線:シュンミンドオ、第五光線:ラツヤ・イセール
  • ナラヤナ
ムー大陸の聖典『聖なる霊感の書』に記された創造神。七頭をもつ蛇の姿で描写されている。この宇宙を形作り、そして今もなお動かし続ける摂理とエネルギーの流転を比喩的に表現したものだとも言われる。
  • 十三番目の天使
十三番目の星座「蛇遣い」を背負う者。地球から輩出されるという。『啓明の書』によると「十三番目の天使」は「蛇として表される偉大な力」を御す者である。
  • 魔族
魔界に住む諸種族の総称。魔界から生まれたもののほか、他の場所からやってきてから世代交代を繰り返し、魔界の風土に根付いた一族も魔族と呼ばれることが多い。
塩が苦手な種族、銀が苦手な種族、流れる水の上を渡れない種族などがおり、地球文化における悪魔や魔物の伝承に影響を与えている。

主な登場キャラクター

魍魎魔類抄

  • 人間側主人公:尾村徳太郎?……痩せたおっさん。編纂会の人。ペンを相手の体に刺しキックで深めに打ち込むというエグい技を持つ。
  • 人外側主人公:少女妖狐。人間側主人公より割とまとも。妖怪と人間との間に友好関係を築きたいと考える。

魍魎魔類抄

シリーズ第一作の最終ボスは宇宙人バキエル。人間に文明を授けたというオアンネスの
イメージが設定・ビジュアル両方に重ねられており、その姿は半魚人的でもある。
白い体表面にはうっすら鱗のようなものが見え、まるで白蛇のような質感である。
戦闘時には畳み込まれていた鋭い棘のある鰭を出し、それを武器に舞うように戦う。
バキエルは今の人類の現状に絶望しており、人類を打破するための文明を
勝ち抜いてきた妖怪の一族に提供するつもりであったようだ。
化け狸の龍喰丸でクリアするとその意向通りのエンディングとなる。

登場キャラの例
トイレの花子さん?、河童(個体名『浄衛門』)、口裂け女?蛇骨婆?赤マント?、カラス天狗(個体名『烏丸鴉丸?』)、化け狸(個体名『龍喰丸』)、魚住丈男?
バキエル(ラストボス)

魍魎魔類抄

第二作ではアーサー王伝説、中でも聖杯伝説が取り上げられている。
ヨーロッパの妖怪が何体も新規参戦する。本作の最終ボスは宇宙人ガムビエル。
『水瓶座の時代』がどうのと宗教がかったことをのたまいつつ、
アヴァロンに乗り込み聖杯を掻っ攫うという所業を行う。
聖杯の力を得たガムビエルは大量の水を自在に操り攻撃してくる。

新規キャラ
ドワーフ、プーカ、リベザル、緑の牙のジェニー?、ワルキューレ、狼男(個人名『サロモ・ローゼンクランツ』)、黄自誠?モーガン・ル・フェイ?(中ボス)、ガムビエル(ラストボス)。

魍魎魔類抄

魍魎魔類抄完結編。ムー大陸がモチーフになっており、
最終ボスにムー大陸を統治したとされる神官皇帝ラ・ムーがすえられている。
ラ・ムー戦の直前に中ボスとして立ちはだかるのが
アレックス・チャーチワードこと宇宙人ハナエルである。
はじめは米国の軍人として登場するが、戦いに際して宇宙人としての正体を現す。
山羊に似た角を持ち、悪魔的な禍々しい姿をしている。
悪意と陰謀をありありと滲ませる存在として描写されている。

新キャラクターはニューエイジや新しいオカルト文化からの出典である。
ハイアラーキー(個体名『シュトゥットアテン』)、アセンデッドマスター(個体名『ヌアランダーラ』)
ハナエル(中ボス)、ラ・ムー(ラストボス)

地獄魔類抄

地獄魔類抄

第四作から新規キャラの人間率が高くなる。秘密結社イルミナティが姿を現しはじめる。
第四作ではギルガメッシュ叙事詩が取り上げられている。「不死の力」をめぐるストーリー。
中ボスの手前で宇宙人アドナキエルの霊が警告してくるが、敵ボスとして戦うことにはならない。
中ボスは件の組織の幹部。最終ボスっぽい演出だが倒された後、部下に裏切られ殺される。
かわって「不死の力」を手にしたその部下が最終ボスとなる。
プレイヤーに倒されたその部下は翼を生やして逃げ出そうとするが、
最後の力でもって己を矢に変えたアドナキエルに射抜かれ消滅する。

新規キャラ
パイロパイク?フンババ?尾村道子?ガブリエル

地獄魔類抄

ラスボスはかつて同胞であるアドナキエルの肉を食らったバルビエル。
アドナキエルが持っていた大量の光の矢を操る能力を吸収している。
通常の両腕のほかに蠍の尾に似た二つの触腕を持つ。合計四つの腕で
苛烈な連続攻撃を行ってくる。さらに飛び道具・光の矢を交えた連携は強力。
エンディングで彼らの背後に「悪魔」の存在があったことが語られる。

地獄魔類抄

地獄魔類抄完結編。宇宙人ズリエルが、悪が力を強めている事を感じ取り、
善の力を持ち直し均衡を取り戻すため、封じられた宇宙人ハマリエルを開放しようとする。
そのための要の3人に選ぶため、選考大会を開く。ズリエルは中ボスとして登場し、
彼に勝った後、魔界の「封印の場」に飛ばされ、封印を担うラストボスと戦うことになる。
ラストボスはシリーズ初の悪魔。会話に名前が出ることはないが、
戦闘時にはDemon Alluces(悪魔アルセス)と表示される。。
ソロモンの72の悪魔』の一人アロセス(Alloces)がモデルであるのか、
そのまま出したつもりだったが誤植してしまったのかは不明。
以降のシリーズのストーリーではそのまま「アルセス」の名で登場する。
アルセスを倒すと、ハマリエルが封印から解かれ私達の戦いはこれからだ、
みたいな事を威勢良く言う。条件を満たしているとハマリエルが
隠しボスとして登場し景気付けの一戦を行う。ここで勝っても負けてもエンディングになる。
ハマリエルはノルディックと呼ばれる北欧人そっくりなタイプの宇宙人がモデルと
なっており、見た目は地球人女性。アメコミのスーパーヒロインみたいな行動原理と服装をしている。

凶変魔類抄

凶変魔類抄

魔界からの侵食が始まり、その勢いを強めている。
前作にも登場したアルセスは、悪魔や魔族・魔物を率いる魔将の一人として
ストーリー上で語られている。しかしハマリエルに封印から逃げられたことで
立場が弱くなっている。彼が地上に現われたのも責任をとらせるための
パシリという意味合いが強い。爵位も降格されたとのことで、
彼の配下であるプレイヤーキャラのストーリーではかなり必死になった
アルセスの姿がみられる。魔界からの軍勢は一枚岩ではなく、
悪魔どうしで足を引っ張り合ったり牽制したりしている。
今作登場の魔界出身の使用可能キャラクターもそれぞれ
互いに対立する別々の派閥・集団に属している。
例えば『銀鎖の魔人』フラウベーフ?はアルセスの配下で、
イリグルラグ?は『雷霆の魔王』バラシャクシュ?の配下。
「主君」を持たず、共和制をとる集団に属するキャラもいる。
今作のラストボスはアルディナク?。元ネタがエジプトの悪魔と
されることがあるせいか、エジプト神話の神々みたいな格好をしている。
雹交じりの嵐や大地を揺らす攻撃など、攻撃範囲がやけに大きい技を持つ。

新規キャラ:尾村仁志?

凶変魔類抄

ペルシャの伝説、作品としては『シャー・ナーメ』から材をとっている。
最終ボスはザッハーク。12の星座を背負う宇宙人たちに続く、
13番目の星座『蛇遣い』を担うべき存在が地球から輩出される、という設定が登場する。
ザッハークはかつて行われた『蛇遣い』を生み出すための実験の犠牲者とされる。
中ボスは宇宙人ウェルキエル。地球人としての顔は中近東の富豪ハイダル・リドワン・ウスマーン。
魔界の侵食を受けている地球からいつでも逃げることができるように、
ジャムシードの玉座』と呼ばれる宇宙船を手に入れておきたいと考えている。
この作品でランプの精(ジン)(個体名『アルギエバ?』)、グール(個体名『マンイーター?』)が参戦。
後者は中東某国に駐留する米軍基地に侵入し多くの犠牲者を出した後、
ウェルキエルの息のかかった者達により捕獲された。
アルギエバは以前にランプに封じられてからこき使われており、ウェルキエルを憎んでいる。

凶変魔類抄

地球人ワレリイ・ニコラエヴィッチ・ミハイロフとしての顔を持つ宇宙人ムリエルが登場。
古くから地球人として活動しており、時代が変わると名前と姿を変える。
同じ家系に居続けるケースでは配偶者役と子供役の地球人を探すことになる。
ここ数十年は同じ家系に居座っており、「ワレリイの父」にあたる
ニコライは先代の子供役でもある。

『鋏』を用いて、空間に『扉』と称する裂け目を作り、そこから様々な地点に移動することができる。
この能力を使い、かつては世界各地の宇宙人どうしの連絡役として活動していた。
地球人社会でしばしば収めた成功も、この『扉』を使った素早い情報収集によるところが大きい。
だが、その裂け目を移動手段として使えるのは彼自身だけであった。
他人が誤って踏み入れないよう普段は「扉を閉めて鍵をかけていた」ため、
『扉』の存在を知る者自体ごく稀だった。

ある時、ムリエルの意図と関係なく『扉』が開け放たれ、
ムリエルが裂け目に立ち入る事が出来なくなったかわりに、
他の全ての存在が『扉』をくぐることができるようになってしまう。

ムリエルによる消去も受け付けなくなった扉に誤って入り込み、人間や妖怪が行方不明になる事件が世界各地で起こる。彼らの行き先は一つ。魔界にある『雷霆の魔王』バラシャクシュ?(本作のラストボス)の領土である。
自らを『魔界の主神』とする(彼のステージは神殿風のデザインとなっている)バラシャクシュは『地上の主神』にもなることを望んだ。彼は世界中にある『扉』を支配下におき、地上のさまざまな場所に兵を出せるようにしようと企んだ。
だが、ムリエルの『扉』は生半可な手段で掌握できるものではない。バラシャクシュの影にはある強力な術者の姿があった。

深淵魔類抄

  • 人間側主人公:アルト・オフィユカス?
  • 人外側主人公:
すべての『扉』を一挙に開き、そこに強い力を加えたことで、そこに巨大な破れ目が生まれ、「深淵」がこちら側の世界にもれ出てくる。深淵とは宇宙の材料である原型質の大海でもある。そこには十二天使の最上位たる三人の宇宙人の姿があった。深淵からの原型質の流出は浸しあった場所を融合させ、様々な場所で新たな地形・風景を生み出す。「蛇遣い」の星座を背負うべき「十三人目の天使」の出現すべき時が近づく。魔類抄シリーズはこの三部作で完結する。

深淵魔類抄

アムブリエル…設置系ラストボス。球体のような本体に天使型をした二つの発光体を従えている。

新規キャラ:尾村倫?

深淵魔類抄

アスモデル

深淵魔類抄

マルキダエル…イルミナティでは「天使長」と呼ばれ、「啓明の書」をもたらしたという。

異流

東京ぬらりひょん杯

ぬらりひょんが日本妖怪の総大将となったのはごく最近のことである。彼がその座を射止める過程は、ちょうど環境破壊が進行するのと規を一にする。環境破壊で変化したパワーバランスにつけこむようにして力を得ていった彼には、裏で人間と結託していたという黒い噂もあった。

カオルーンモンスター

古代中国の人々が青銅器に四凶の一角たる怪物・饕餮の姿を用いたのは、貪欲を戒めるためであったとも言われる。

シチリアンデストロイヤー

かつて砂漠の果てにその目的を完遂したカーズガンという錬金術師がいた。
彼は生み出した金塊を護るため、一つ目の妖霊ハルバンデフを守護者として
配置した。やがて妖霊に護られた金塊はアラブ統治時代のシチリア島に持ち込まれ、
行方不明となる。それから千数百年後、あるならず者が金塊を発見する。
その真の価値を知った彼は妖霊の援助のもとマフィアのボスにのし上がった。

ヨハネスブルグ血風録

地上の地獄ヨハネスブルグの真の支配者として君臨するのは、かつて「白人とともにやってきた」という悪魔キマリスであった。

メヒコ恐竜軍団

かつて恐竜が人類とともに暮らしていた時代があり、現代のメキシコにあたる場所の何処かには全世界から集められた恐竜が住む「恐竜庭園」が存在した。そこには人と恐竜が一体となった「恐竜人間」もいたという。

浮上!帝都ヒラニプラ

かつて太平洋上に存在していたムー大陸。神の怒りにより海の底に沈められたこの大帝国の首都が数千年の時を超えて浮上した。もし大陸全体が浮上しようものなら洪水やら地殻変動やらで大変なことになる。しかしムーの叡智や超技術を求める勢力は多く、全世界からムーの力を狙う者たちが集うこととなった。
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