最終更新:ID:uBwZ7U0b3A 2010年08月22日(日) 19:21:48履歴
災害・事件
新神代2007年?、有背市のある旧家の蔵を中心に突如としてフリッカー現象が発生した。
また、それと連動するかのように紀竜グレイシスの現出、下級飛来神群の来訪、魔法少女の暴走、ワールドイーターの召喚、地獄門?の一時的開放などの事件が勃発した。
当時、社会(やしろかい)に所属していた異能力者や、当代の界竜の巫女の手によって、この一連の事件は一応の終結へと向かう事となったが、この事件には様々な謎が未だに存在する。
事件時に出回った、偽ヘリステラ黒幕説を筆頭に、悪魔の九姉の目撃証言、神剣ロウォイラスの消失などである。
そして極めつけは地獄門開放時、有背市上空に現れた謎の巨大紀械とその周囲を囲むように開いた666もの数の"扉"の存在である。
上記の現象は、有背市の殆んどの人間が目にしたにも拘らず、当事件の中心的存在である筈の、社会(やしろかい)及び、竜神信教総本山は口をそろえたかのように「そのような事実は存在しない」と答えているという。
また、それと連動するかのように紀竜グレイシスの現出、下級飛来神群の来訪、魔法少女の暴走、ワールドイーターの召喚、地獄門?の一時的開放などの事件が勃発した。
当時、社会(やしろかい)に所属していた異能力者や、当代の界竜の巫女の手によって、この一連の事件は一応の終結へと向かう事となったが、この事件には様々な謎が未だに存在する。
事件時に出回った、偽ヘリステラ黒幕説を筆頭に、悪魔の九姉の目撃証言、神剣ロウォイラスの消失などである。
そして極めつけは地獄門開放時、有背市上空に現れた謎の巨大紀械とその周囲を囲むように開いた666もの数の"扉"の存在である。
上記の現象は、有背市の殆んどの人間が目にしたにも拘らず、当事件の中心的存在である筈の、社会(やしろかい)及び、竜神信教総本山は口をそろえたかのように「そのような事実は存在しない」と答えているという。
其れ其れの事件に関係している人物を挙げた。他の事件と同一の人物も居るかも知れない。
或る青年
謎の御札を所有。大学生。
メイド姿の女性
大学の購買部で働いている。
魔法少女
酔いどれお嬢さん
糸竜使いの青年
グレイシスに懐かれている。
一脚閃覇一刀流?皆伝者の青年
得物は五重剋
偽ヘリステラ
一連の事件に於いて暗躍したという説が在る。
ロウォイラスを振るう少年
服装から学生と思われる。伝説に在るソルダ・グラムと何らかの関係が・・・?
社会の異能力者
社会に所属していた件の異能力者の能力は限定条件内における「絶対凍結能力」であった
当代の界竜の巫女
界竜の巫女(2007年次)
市長
にくいね
或る青年
謎の御札を所有。大学生。
メイド姿の女性
大学の購買部で働いている。
魔法少女
酔いどれお嬢さん
糸竜使いの青年
グレイシスに懐かれている。
一脚閃覇一刀流?皆伝者の青年
得物は五重剋
偽ヘリステラ
一連の事件に於いて暗躍したという説が在る。
ロウォイラスを振るう少年
服装から学生と思われる。伝説に在るソルダ・グラムと何らかの関係が・・・?
社会の異能力者
社会に所属していた件の異能力者の能力は限定条件内における「絶対凍結能力」であった
当代の界竜の巫女
界竜の巫女(2007年次)
市長
にくいね
俺の家には大きな蔵がある。
頑丈な南京錠がかかっているので本来は入れないんだけど
実は、蔵の裏には子供が屈んだら入れる位の穴があいている。
その為、俺は子供の頃はよく其処から潜り込んで探検ゴッコをして遊ぶ事が多かった。
ある日、いつもの様に穴から蔵へと入り込んだ俺は隅に置かれた小さな箱を見つけた。
大きさは手のひらに乗るぐらいだったと思う。
箱には『円環○○飛○神封○如○令』(?の部分は読めない字)と書かれた御札が張られていた。
好奇心のままに札を破り箱を開けると、色褪せた小さな紙袋が入っていた。
紙袋の表には確か『マチテネムルヤナルカミサマ』と書かれてたと思う。
何故か面白く感じて、口に出して何度も読んだので、鮮明に覚えている。
暫く紙袋の文字を読んで遊んでいたが次第に袋の中身も気になり紙袋を開いた。
次の瞬間、俺は悲鳴を上げていた。
箱の中には白髪のような物がびっしりと詰まっていたからだ。
急に込み上げてきた恐怖に箱を取り落とし、次の瞬間には蔵の外へと飛び出していた。
それから暫くして、冷静になった俺は御札を握り締めたまま出てきていた事に気が付いた。
でも、それを元に戻しに行く勇気も出ず、結局その日以来、蔵には近づかなくなった。
因みに、その御札は今でも持っている。
頑丈な南京錠がかかっているので本来は入れないんだけど
実は、蔵の裏には子供が屈んだら入れる位の穴があいている。
その為、俺は子供の頃はよく其処から潜り込んで探検ゴッコをして遊ぶ事が多かった。
ある日、いつもの様に穴から蔵へと入り込んだ俺は隅に置かれた小さな箱を見つけた。
大きさは手のひらに乗るぐらいだったと思う。
箱には『円環○○飛○神封○如○令』(?の部分は読めない字)と書かれた御札が張られていた。
好奇心のままに札を破り箱を開けると、色褪せた小さな紙袋が入っていた。
紙袋の表には確か『マチテネムルヤナルカミサマ』と書かれてたと思う。
何故か面白く感じて、口に出して何度も読んだので、鮮明に覚えている。
暫く紙袋の文字を読んで遊んでいたが次第に袋の中身も気になり紙袋を開いた。
次の瞬間、俺は悲鳴を上げていた。
箱の中には白髪のような物がびっしりと詰まっていたからだ。
急に込み上げてきた恐怖に箱を取り落とし、次の瞬間には蔵の外へと飛び出していた。
それから暫くして、冷静になった俺は御札を握り締めたまま出てきていた事に気が付いた。
でも、それを元に戻しに行く勇気も出ず、結局その日以来、蔵には近づかなくなった。
因みに、その御札は今でも持っている。
青年の手から呪符を奪ったメイド姿の女性は小さく呟いた
「ナルカミサマ?が来る…」
困惑しながら青年が問い詰めようとした瞬間それはやって来た
夜の空を引き裂き、遥か彼方から来訪するもの達、飛来神群。
突然の出来事に呆然とする青年に向かって一体の飛来神が襲い掛かる
悲鳴を上げる青年、だが無残にも臓物を撒き散らしたのは彼ではなく、襲い掛かってきたはずの飛来神の方であった
そして青年の周囲には、かつて蔵の中で子供の時分に見つけた、まるで白髪のような純白の糸達が、彼を護るかのように舞い踊っていた
その光景を傍で見ていたメイド姿の女性は驚愕の表情で叫んだ
「馬鹿な!呪符は私が手にしているのに何故お前にっ!?」
ただ困惑しつづける青年、そしてその周りを舞う糸を睨み付けるが、未だ上空で増え続けている飛来神群に気が付き舌打ちを一つして、唖然とする青年を置き去りにして街の方角へ向かって走り去っていった
見たいテレビが始まる時間だったのである。
後日、青年は彼女が自分の通っている大学の購買部で働いている事を知る事となる
きっかけは焼きそばピザカツロールにしこたま仕込まれていた注射針。
「こ、こんなに美味い焼きソヴァピッツァカツロゥルは初めてだ!この大量に仕込まれた注射針が味を引き締めているのか!こんな発想をする人はどんな人なんだろう・・・よし、購買で訊いてみよう!」
女「いらっしゃ…うげっ!?」
男「焼きそばピザカツロール一つ…あれ、君は昨日の…」
女「ひ、人違いです!」
男「いや、明らかに本人でしょ、昨日の夜にメイド服姿で僕の大切な物を奪ったじゃないか…」
女「ばっ、わざわざ人聞きの悪い言い方をするなああああぁぁっ!!?」
「ナルカミサマ?が来る…」
困惑しながら青年が問い詰めようとした瞬間それはやって来た
夜の空を引き裂き、遥か彼方から来訪するもの達、飛来神群。
突然の出来事に呆然とする青年に向かって一体の飛来神が襲い掛かる
悲鳴を上げる青年、だが無残にも臓物を撒き散らしたのは彼ではなく、襲い掛かってきたはずの飛来神の方であった
そして青年の周囲には、かつて蔵の中で子供の時分に見つけた、まるで白髪のような純白の糸達が、彼を護るかのように舞い踊っていた
その光景を傍で見ていたメイド姿の女性は驚愕の表情で叫んだ
「馬鹿な!呪符は私が手にしているのに何故お前にっ!?」
ただ困惑しつづける青年、そしてその周りを舞う糸を睨み付けるが、未だ上空で増え続けている飛来神群に気が付き舌打ちを一つして、唖然とする青年を置き去りにして街の方角へ向かって走り去っていった
見たいテレビが始まる時間だったのである。
後日、青年は彼女が自分の通っている大学の購買部で働いている事を知る事となる
きっかけは焼きそばピザカツロールにしこたま仕込まれていた注射針。
「こ、こんなに美味い焼きソヴァピッツァカツロゥルは初めてだ!この大量に仕込まれた注射針が味を引き締めているのか!こんな発想をする人はどんな人なんだろう・・・よし、購買で訊いてみよう!」
女「いらっしゃ…うげっ!?」
男「焼きそばピザカツロール一つ…あれ、君は昨日の…」
女「ひ、人違いです!」
男「いや、明らかに本人でしょ、昨日の夜にメイド服姿で僕の大切な物を奪ったじゃないか…」
女「ばっ、わざわざ人聞きの悪い言い方をするなああああぁぁっ!!?」
魔法少女暴走事件の際に放たれた酔嬢紀爆発?(すいじょうきばくはつ)によって、有背市南東に聳えていた鳴門山は消滅した。
魔法少女の暴走を止めたのは、ある一人の少年が彼女に向けて叫んだ、たった三文字の短い言葉でした
という反応を期待していたのかどうかは定かではない。
彼女は彼であり一人の少年にして三人の少女であり、大にして小、混沌に擬せられるもののまごうことなき秩序である。
……などというハッタリ誤魔化しは彼女にはさっぱり通用せず、後でこってり絞られることになったのでした。
魔法少女の暴走を止めたのは、ある一人の少年が彼女に向けて叫んだ、たった三文字の短い言葉でした
「ま●こ」「(顔を急に真っ赤にして)な、なにいってんのよこんな時に!」
「信じられない・・こんなときにマリコだなんて。あいつの名前を口に出すなんて」
(虚をつかれると思ったら、こうだ。今日びのませたガキはこれだからいけねェ……)
という反応を期待していたのかどうかは定かではない。
彼女は彼であり一人の少年にして三人の少女であり、大にして小、混沌に擬せられるもののまごうことなき秩序である。
……などというハッタリ誤魔化しは彼女にはさっぱり通用せず、後でこってり絞られることになったのでした。
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