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絡め取る楽園ハグレス

絡め取る楽園はアルセスを取り込むことでハグレスの異名を得た。微睡みの中でさえ、それは虹を這わす。
水盆の中で渦巻く欠片たちは永劫に撹拌され続け、融合も別離も起こり得ない。それは尋常ならざる苦痛であり、終わりなき幸福でもある。

「私が君たちに幸福をあげよう。対価は苦痛だ、僕たちに捧げよう。俺の為に奉仕し、吾の為に頭を垂れよ。吾輩は吾に全てを捧ぐ故。そして万物は微睡むけれど、貴方は最期まで笑って、見ていて。私が幸福をあげる。」


正体

巷では絡め取る楽園の正体はアルセスだとか言われているが、それは正確な事実ではない。
絡め取る楽園の正体は絡め取る楽園に他ならず、アルセスもアルセスでしかない。
しかし、絡め取る楽園がアルセスであると言う論調は矛盾なく成立してまう。

実は現在のアルセスは、外からやって来た絡め取る楽園によって存在の何割かを侵食された状態なのだ。
アルセスの何パーセントかは絡め取る楽園が占めている関係上、絡め取る楽園はアルセスと同じ存在だと矛盾なく見なすことが出来る。

容姿

下部から無数の虹色の触手を生やした黄金の水盆。
水盆の内側では、絡め取る楽園が絡め取った全てが溶けて混ざり合い渦巻いている。

性格

傲慢なるナルシスト。
他者を気遣う言葉の裏に、確かな法悦が透けて見える。それは己に酔う証。自己愛に溺れた快楽の道楽者。
けれど、それすら氷山の一角にすぎない。

内気な狂人。
無関心を装い無言を貫くが、その実、全てを卑屈に嘲笑っている。
けれど、最も愚かである、は自分だと決して気付かない。

寡黙な武人を気取る愚者
沈黙こそが至高と信じ、コミュニケーションの一切を捨てたもの。その立ち振舞いは絶対言語に限りなく等しく、故に存在しないと同じこと。
これ、ある故に、絡め取る楽園は沈黙に抗体が存在する。
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