- 気紛れと閃きの女神。人類の逆魔法を唱えることができ、人類史の死と再生によって人間の世界はゆらいでいるとも、そんな事実は無いともされる。
- 生物をインテリジェント・デザインする際に進化という仕組みを発案・組み込みした女神、或いは魔法人類を唱えた女神ともされる。
- 偶然と運命を司る女神。紀の偶然/運命化
第一次地獄解放事件といい、まったく人間というのは危なっかしい存在です。放っておけばこっちの身まで危ういと考えた紀神がいました。それが、気まぐれとひらめきの女神アエルガ=ミクニーです。
アエルガ=ミクニーはなんとなくどうしたもんかなーと考えながら日々を適当に暮らしていました。そんなある日、ミクニーはふと【人類】の魔法を悟ってしまったのです。この魔法はとても難しいと言われていましたが、とにかく分かってしまったものはしかたがありません。一度分かってしまえば逆魔法を唱えるのは簡単なことです。
ミクニーは【人類】の逆魔法で一瞬にして人間と、人間の生み出したすべてのものをこの世界から消し去りました。しかし、それは一瞬のことでした。最初に【人類】を唱えた誰かは人間とその被造物とをこまめにセーブしておくのを忘れていなかったのです。
ほんの一瞬のタイムラグはありましたが、再び【人類】の魔法によってすべてがセーブデータ通りにほとんどそのまま元に戻ってしまったのです。それに気づいていたのはミクニーだけでした。ミクニーは折角の思い付き、折角のひらめきが役に立たなくてがっかりしましたが、すぐに他のことを思い付いて遊びに行ってしまいました。
でも、今でもときどきミクニーは気まぐれに逆魔法を唱え、やっぱり元に戻ってしまうということが繰り返されています。いい加減そんなことを繰り返しているので、偶にセーブデータに齟齬があって一瞬だけ世界に変なことが起こったりもします。空を飛ぶお皿のような物体を見たという人がいたり、芸術家が霊感を得たりするのはそういうことなのです。
アエルガ=ミクニーはなんとなくどうしたもんかなーと考えながら日々を適当に暮らしていました。そんなある日、ミクニーはふと【人類】の魔法を悟ってしまったのです。この魔法はとても難しいと言われていましたが、とにかく分かってしまったものはしかたがありません。一度分かってしまえば逆魔法を唱えるのは簡単なことです。
ミクニーは【人類】の逆魔法で一瞬にして人間と、人間の生み出したすべてのものをこの世界から消し去りました。しかし、それは一瞬のことでした。最初に【人類】を唱えた誰かは人間とその被造物とをこまめにセーブしておくのを忘れていなかったのです。
ほんの一瞬のタイムラグはありましたが、再び【人類】の魔法によってすべてがセーブデータ通りにほとんどそのまま元に戻ってしまったのです。それに気づいていたのはミクニーだけでした。ミクニーは折角の思い付き、折角のひらめきが役に立たなくてがっかりしましたが、すぐに他のことを思い付いて遊びに行ってしまいました。
でも、今でもときどきミクニーは気まぐれに逆魔法を唱え、やっぱり元に戻ってしまうということが繰り返されています。いい加減そんなことを繰り返しているので、偶にセーブデータに齟齬があって一瞬だけ世界に変なことが起こったりもします。空を飛ぶお皿のような物体を見たという人がいたり、芸術家が霊感を得たりするのはそういうことなのです。
科学や宗教でも説明のつかない不条理や超自然現象をこの一言で解明したつもりになった学者がいたが、その根拠を論理的に説明できるわけもなく、ほかの学者からは誰からも相手にされなかった。
彼は、「人の世に起こる論理的に説明できない事象は、すべて、アエルガ=ミクニーによる【リセット】と【ロード】が原因で起こったバグであり、それは人の世の物理現象では説明することはできない」という持論を持っていた。
彼の生存中に彼の学説が認められることはなかったが、彼の言葉は大衆の間で不思議な現象を説明するための代名詞として使われるようになった。曰く、「心霊現象というのは、すべて、アエルガ=ミクニーの仕業だ!」など。
また、彼は自説のなかでグレンテルヒ問題にも言及しており、「グレンテルヒなる人物は歴史上のどこにも存在せず、アエルガ=ミクニーによって引き起こされた【バグ現象】を歴史的に説明するために、後世の人々が現象自体を擬人化することで論理的に回収した。グレンテルヒという名前はその符号のようなものである」という新説を唱えたが、やはり誰からも相手にされなかった。
彼は、「人の世に起こる論理的に説明できない事象は、すべて、アエルガ=ミクニーによる【リセット】と【ロード】が原因で起こったバグであり、それは人の世の物理現象では説明することはできない」という持論を持っていた。
彼の生存中に彼の学説が認められることはなかったが、彼の言葉は大衆の間で不思議な現象を説明するための代名詞として使われるようになった。曰く、「心霊現象というのは、すべて、アエルガ=ミクニーの仕業だ!」など。
また、彼は自説のなかでグレンテルヒ問題にも言及しており、「グレンテルヒなる人物は歴史上のどこにも存在せず、アエルガ=ミクニーによって引き起こされた【バグ現象】を歴史的に説明するために、後世の人々が現象自体を擬人化することで論理的に回収した。グレンテルヒという名前はその符号のようなものである」という新説を唱えたが、やはり誰からも相手にされなかった。
アエルガ・ミクニの聖地は海中の森にある。巨大ウミユリの森のなかに真っ赤なオオカミウオなどが生息している。
時々アエルガ=ミクニーがつきのひかりを色とりどりのドロップに変えて投下する。これらのドロップは甘いものに釣られてやってきた大量のマロゾロンド(ミクニのダチ)がトビウオの群れに乗ってさらっていく為、ほとんど海に落ちない。そして、これらの事象を合図として、紀神達のパーティが始まるのである。
時々アエルガ=ミクニーがつきのひかりを色とりどりのドロップに変えて投下する。これらのドロップは甘いものに釣られてやってきた大量のマロゾロンド(ミクニのダチ)がトビウオの群れに乗ってさらっていく為、ほとんど海に落ちない。そして、これらの事象を合図として、紀神達のパーティが始まるのである。
『遂行者』アエルガ=ミクニー
万象を遊戯<ゲーム>として捉え、その内容に世界の価値を認める神。
ありとあらゆる場所に偏在し、ありとあらゆる遊戯に同時に参加し続けている。この神に遂行できぬ遊戯は無く、遊戯の勝利者は常にアエルガ=ミクニーとなる。
逆説的に、遊戯の勝利者こそがアエルガ=ミクニーとしての神性を獲得するのだとも言える。
万象を遊戯<ゲーム>として捉え、その内容に世界の価値を認める神。
ありとあらゆる場所に偏在し、ありとあらゆる遊戯に同時に参加し続けている。この神に遂行できぬ遊戯は無く、遊戯の勝利者は常にアエルガ=ミクニーとなる。
逆説的に、遊戯の勝利者こそがアエルガ=ミクニーとしての神性を獲得するのだとも言える。
アエルガ・ミクニー、アエルガ=ミクニ、アエルガミクニィ、アエルガ, aelga-miqunie, aelga-miknih, aeluga-mikuni, アエルギャミクニー、エルガ=ミクニーなど
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