カリア正教

宗教
ムベイル教

【カリア正教】
ムベイル教から分化・対立し別の宗派となった。カリア派とも。
ムベイル教からは邪教とされている。
魔術師中心に信仰されており、火を力と団結の象徴と見なした。
後に赤魔術師の団体としては最大級の魔術結社【カーウィス】の母体となる。

カリア正教の魔術

カリア正教は「正しい教え」と名乗るだけあり、道徳と規律が重んじられる。
彼らの魔術において「道徳」と「規律」は根幹をなすものである。
カリア正教の魔術は、術者が正道にもとる者である場合、発動すらしない。
カリア正教の魔術能は、術者がどれだけ「正しき道」に近いかにのみ影響される。
この「正しき道」が何に依存しているのか、はちょっとした議論の的である。
ただしこの議論はもっぱら正教の部外者によって行われる。
正教徒自身にとって、この問への答はまったく自明であるらしい。

カリア正教の魔術は、道徳や規律を魔法の強化に用い、結局は魔法を強くしたいがために
善行をするという偽善に陥っていると言う者もある。ムベイル教がカリア正教を邪教視
するのもこの理由による。