多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

信仰

ガーランゼは、「影を喰らう悪魔」の意で、古くから神話世界に根付いてきた信仰である。

 世界誕生時、パンゲオンから生み出された動物のうち、不完全に生まれたオオカミ?の一種がその後に誕生した人間の影を住処とし、自らをガーランゼと称するようになったと言われている。
また、民間伝承である悪霊レゴンのことではないかという説もある。

ガーランゼが住処とするのは、大抵「意志が弱く病弱」な人間の影であるとされ、影の主である人間が絶望した時、影から半身のオオカミが現れ、主を喰らうという。人々はガーランゼに喰われまいと、自らの意志を強く持つことを子供のうちから教えてきた。

 やがて、ガーランゼの身代わりとするグランツェが各地で作られるようになり、この信仰も教育の場でのみ使われるような形式的なものになっていった。

 ガーランゼが人間の影に入らぬように、赤ん坊が生まれたときにその身体を清める儀式が行われている地方もある。
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