多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

紀神

Ssarmaquihue

古き神。女神。透徹せしシャルマキヒュ。

特に戦ごとに長ける。

万能の瞳を持つが、争いの中で片目を失い隻眼信仰?を生じる。

画家オウィ・K・トカームの描いた『猫頭のシャルマキヒュ?』は有名。

神名

彼女の名前は明らかにヌト語である。

シャルマキヒュ女神の名の発音は東に行くに従って、シャルマキヒュ→スァールマキフ→サルマクー→サルマキ(ヒメ)?と変化する。

性格

と同属であり、煽る煽る。
戦いと争いによって人類を成長させようとする彼女は、まさに猫どもの女神と呼ぶにふさわしい。

母性の神

ジャスマリシュ?たちが娘として知られているように、シャルマキヒュは「母性」の神である。
しかし、いわゆる「女性」の神ではない。
この神に関する色恋沙汰は極端に少ないのだ。

外書とされる神話書だと、逆にその方面にかけてもうドロドロとされている。
ジャスマリシュの一人アロイ=メルクールアレ神との不倫で生まれたとか書いてある。
確かにアレから彼女に与えられた称号「アロイ」は「アレの子」を意味してはいるが、これはもののたとえというか、聖女レストロオセが保護した孤児たちを「わたしの子供達」と呼んで慈愛と慈悲を示したのと同じ意味合いでだろう。

慈母シャルマヒキュと娘たち

戦女神シャルマキヒュには多くの娘たちがいたが、これは単に彼女が子沢山であったというだけでなく、
身寄りのない子を保護し、自らの娘としたからであるという。
このため、戦乙女ジャスマリシュとして知られる者たちの中には「シャルマキヒュの直系の子孫」と「シャルマキヒュと血縁関係の全く無い義理の娘」が混在しており、後世の紀学者を悩ませている。

古き神の中で特に戦に長けた者と言えば・・・

古き神の中で特に戦に長けた者と言えば、すぐさまシャルマキヒュとアルセスの二柱が挙げられよう。
念のため注しておくと、この二柱は他の神に必ずしも力で勝るわけではない。
しかし両神については争いにまつわるエピソードの例が著しく膨大であるため、数の上の問題からそのような印象が生じたのである。

共に戦神として崇められるシャルマキヒュとアルセスであるが、両者にはその信仰の性質に若干の違いもある。
シャルマキヒュは主に神々同士の争いでその力を発揮した。
南東からの脅威の眷属に果敢に立ち向かい、最も多くを下したと伝えられるのは他ならぬシャルマキヒュである。

一方アルセスは好んで世界各地を歩いた神であり、行く先々で大小の喧嘩争いを制している。
自ら喧嘩を吹っかけるようなことはあまりなかったアルセスであるが、相手の側がそれを許さなかったのである。

こういった両神の性格の違いもあって、シャルマキヒュが主に信仰されるのは軍隊に属す兵士たちであるのに対し、アルセスが信仰されるのは奔放な喧嘩人や冒険者である。
ゼダ公爵家のサイクロプス・クラウドがシャルマキヒュを信仰し、希代の冒険者ナプラサフラスがアルセスを信仰していたことなどは、この象徴的な例であろう。

 (クリープ・フェーン?神話(書物)?』)

行い

デン・クミケとの戦い

シャルマキヒュとデン・クミケの戦いは熾烈を極めた。
だがその均衡を崩したのは、ナットゥー・ラ・ネヴァーツキーの加勢である。

その時、ナットゥー・ラ・ネヴァーツキーはシャルマキヒュの側についた。

正直シャルマキヒュは嫌がった。
粘っこいから。
だが背に腹は帰られない。

シャルマキヒュはデン・クミケをナットゥー・ラ・ネヴァーツキーとの共闘で撃退した。しかし、真の恐怖はここからだった。
ナットゥー・ラ・ネヴァーツキーは、シャルマキヒュに求婚してきたのである。

眷属

シャルマキヒュの娘達・戦乙女ジャスマリシュ

戦乙女ジャスマリシュは女神シャルマキヒュの娘達。
戦場ではいつも猫を模した兜をかぶっていたそうだ。

ジャスマリシュは「シャルマキヒュの娘」たちと呼び慣わされる。
しかし、明らかに後付と思われるもの以外で、彼女らの関係の始まりを伝える話はない。
実際の血縁関係はないであろうとするのが、一般の見解である

信仰

隻眼信仰

女神シャルマキヒュを崇める人々は、隻眼の人物を高貴な者として敬った。とりわけ右のまぶたに裂傷を持った若い女性は、ジャスマリシュの化身として大いに尊重された。彼女らは勇敢な戦士として先陣に立ち、人々を導いたとされる。シャルマキヒュの加護を受けた彼女らは天の上に目があるかのように自在に敵を捉え、大勢に囲まれても決して恐れることがなかったという。

シャルマキヒュを由来とする慣用句

シャルマキヒュの目を持つ

「シャルマキヒュの目を持つ」という慣用句があります。
戦闘狂とか血に酔っ払っているとか、そういう意味です。
シャルマキヒュは万能の眼を持っていましたが、これを戦闘にだけ使いました。それで邪悪な神と思われたのでした。

表記ゆれ

Ssarmaquihue、スァールマキフ、サルマクー、サルマキ(ヒメ)、schalmaqichue, chalmakiru

想像図

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