紀神
Ssarmaquihue
古き神。女神。透徹せしシャルマキヒュ。
特に戦ごとに長ける。
万能の瞳を持つが、争いの中で片目を失い隻眼信仰?を生じる。
画家オウィ・K・トカームの描いた『猫頭のシャルマキヒュ?』は有名。
Ssarmaquihue
古き神。女神。透徹せしシャルマキヒュ。
特に戦ごとに長ける。
万能の瞳を持つが、争いの中で片目を失い隻眼信仰?を生じる。
画家オウィ・K・トカームの描いた『猫頭のシャルマキヒュ?』は有名。
戦女神シャルマキヒュには多くの娘たちがいたが、これは単に彼女が子沢山であったというだけでなく、
身寄りのない子を保護し、自らの娘としたからであるという。
このため、戦乙女ジャスマリシュとして知られる者たちの中には「シャルマキヒュの直系の子孫」と「シャルマキヒュと血縁関係の全く無い義理の娘」が混在しており、後世の紀学者を悩ませている。
身寄りのない子を保護し、自らの娘としたからであるという。
このため、戦乙女ジャスマリシュとして知られる者たちの中には「シャルマキヒュの直系の子孫」と「シャルマキヒュと血縁関係の全く無い義理の娘」が混在しており、後世の紀学者を悩ませている。
古き神の中で特に戦に長けた者と言えば、すぐさまシャルマキヒュとアルセスの二柱が挙げられよう。
念のため注しておくと、この二柱は他の神に必ずしも力で勝るわけではない。
しかし両神については争いにまつわるエピソードの例が著しく膨大であるため、数の上の問題からそのような印象が生じたのである。
共に戦神として崇められるシャルマキヒュとアルセスであるが、両者にはその信仰の性質に若干の違いもある。
シャルマキヒュは主に神々同士の争いでその力を発揮した。
南東からの脅威の眷属に果敢に立ち向かい、最も多くを下したと伝えられるのは他ならぬシャルマキヒュである。
一方アルセスは好んで世界各地を歩いた神であり、行く先々で大小の喧嘩争いを制している。
自ら喧嘩を吹っかけるようなことはあまりなかったアルセスであるが、相手の側がそれを許さなかったのである。
こういった両神の性格の違いもあって、シャルマキヒュが主に信仰されるのは軍隊に属す兵士たちであるのに対し、アルセスが信仰されるのは奔放な喧嘩人や冒険者である。
ゼダ公爵家のサイクロプス・クラウドがシャルマキヒュを信仰し、希代の冒険者ナプラサフラスがアルセスを信仰していたことなどは、この象徴的な例であろう。
(クリープ・フェーン?『神話(書物)?』)
念のため注しておくと、この二柱は他の神に必ずしも力で勝るわけではない。
しかし両神については争いにまつわるエピソードの例が著しく膨大であるため、数の上の問題からそのような印象が生じたのである。
共に戦神として崇められるシャルマキヒュとアルセスであるが、両者にはその信仰の性質に若干の違いもある。
シャルマキヒュは主に神々同士の争いでその力を発揮した。
南東からの脅威の眷属に果敢に立ち向かい、最も多くを下したと伝えられるのは他ならぬシャルマキヒュである。
一方アルセスは好んで世界各地を歩いた神であり、行く先々で大小の喧嘩争いを制している。
自ら喧嘩を吹っかけるようなことはあまりなかったアルセスであるが、相手の側がそれを許さなかったのである。
こういった両神の性格の違いもあって、シャルマキヒュが主に信仰されるのは軍隊に属す兵士たちであるのに対し、アルセスが信仰されるのは奔放な喧嘩人や冒険者である。
ゼダ公爵家のサイクロプス・クラウドがシャルマキヒュを信仰し、希代の冒険者ナプラサフラスがアルセスを信仰していたことなどは、この象徴的な例であろう。
(クリープ・フェーン?『神話(書物)?』)
シャルマキヒュとデン・クミケの戦いは熾烈を極めた。
だがその均衡を崩したのは、ナットゥー・ラ・ネヴァーツキーの加勢である。
その時、ナットゥー・ラ・ネヴァーツキーはシャルマキヒュの側についた。
正直シャルマキヒュは嫌がった。
粘っこいから。
だが背に腹は帰られない。
シャルマキヒュはデン・クミケをナットゥー・ラ・ネヴァーツキーとの共闘で撃退した。しかし、真の恐怖はここからだった。
ナットゥー・ラ・ネヴァーツキーは、シャルマキヒュに求婚してきたのである。
だがその均衡を崩したのは、ナットゥー・ラ・ネヴァーツキーの加勢である。
その時、ナットゥー・ラ・ネヴァーツキーはシャルマキヒュの側についた。
正直シャルマキヒュは嫌がった。
粘っこいから。
だが背に腹は帰られない。
シャルマキヒュはデン・クミケをナットゥー・ラ・ネヴァーツキーとの共闘で撃退した。しかし、真の恐怖はここからだった。
ナットゥー・ラ・ネヴァーツキーは、シャルマキヒュに求婚してきたのである。
戦乙女ジャスマリシュは女神シャルマキヒュの娘達。
戦場ではいつも猫を模した兜をかぶっていたそうだ。
ジャスマリシュは「シャルマキヒュの娘」たちと呼び慣わされる。
しかし、明らかに後付と思われるもの以外で、彼女らの関係の始まりを伝える話はない。
実際の血縁関係はないであろうとするのが、一般の見解である
戦場ではいつも猫を模した兜をかぶっていたそうだ。
ジャスマリシュは「シャルマキヒュの娘」たちと呼び慣わされる。
しかし、明らかに後付と思われるもの以外で、彼女らの関係の始まりを伝える話はない。
実際の血縁関係はないであろうとするのが、一般の見解である
女神シャルマキヒュを崇める人々は、隻眼の人物を高貴な者として敬った。とりわけ右のまぶたに裂傷を持った若い女性は、ジャスマリシュの化身として大いに尊重された。彼女らは勇敢な戦士として先陣に立ち、人々を導いたとされる。シャルマキヒュの加護を受けた彼女らは天の上に目があるかのように自在に敵を捉え、大勢に囲まれても決して恐れることがなかったという。
「シャルマキヒュの目を持つ」という慣用句があります。
戦闘狂とか血に酔っ払っているとか、そういう意味です。
シャルマキヒュは万能の眼を持っていましたが、これを戦闘にだけ使いました。それで邪悪な神と思われたのでした。
戦闘狂とか血に酔っ払っているとか、そういう意味です。
シャルマキヒュは万能の眼を持っていましたが、これを戦闘にだけ使いました。それで邪悪な神と思われたのでした。
タグ