ゆらぎの神話百科事典

生まれつき、何の媒介も無しに「浮遊」の魔法を使うことができる。
そのため彼女は神々ではないにもかかわらず天空に座し、地上を支配しようと企んだ。

彼女の地上支配の計画は、あまり具体性を持っていなかったらしい。
せいぜい「自分のために他人が働いてくれるといいな」程度の認識だったらしい。

彼女の計画を挫いたのは、竜殺しランディバイスである。
なぜなら彼女が降り立ったところに、ちょうど竜殺しランディバイスが寝ていたためだ。

彼女は「寝ている人を踏みつけた罪」でランディバイスから延々と説教をくらって、泣きながら天空に帰ることになったのである。
その後も、リカーベルベルはランディバイスに復讐を試み、その都度撃退されている。