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国家

リクシャマー帝国の構成国家
正式名称は「リュベリーン公国」。
元々はロズゴール王国の開拓地であったが、第一次継承戦争の結果飛び地になってしまった。そこで、ロズゴール王国はその土地の領主であり軍閥のリュベリーン一族を特例として公爵に封じこの土地の公王とした。

歴史

成立

元々はアーテス川支流の森林地域を開拓するためにロズゴール王国からの移民が村落を形成するだけの寂れた地域であった。
しかし、後のリクシャマー公国である「正統ロズゴール王およびリクシャマー族による連合王国」が勢力を拡大するに至り、これを抑止するためにこの地域を束ね、軍事力を有する勢力が必要となる。そのため、ロズゴール王国本土より派遣されてきたのがリュベリーン一族であった。
リュベリーン一族はこの集落をまとめ、第一次継承戦争の際にも活躍して戦果を残すが、戦争の結果この地域とロズゴール王国本国とを結ぶ地域はリクシャマー公国の手に落ちてしまう。そこで、当時のロズゴール王はリュベリーン一族を公爵に封じ、この土地の支配権を認めた。

革命

しかし後にデッサ一帯にて希少金属の鉱山が見つかると戦場はデッサに移り、この地域の重要性は低下した。
そのため、ロズゴール王国は水面下でリクシャマー公国と取引し、この国の保護権を譲渡する代わりにデッサ地域のリクシャマー公国の勢力圏の割譲を画策する。
しかし、リクシャマー公国はこれを拒否。さらにはこの情報がリュベリーン公国に漏れてしまい、同国内部で大規模な反ロズゴール王国運動が起きてしまう。
結局これを抑えられない責任を取る形で公王は退位し、リュベリーン一族は当時は独立国であったバロッサへ亡命する。
その後、しばらくの間は各階級から選ばれた「護民官」による共和制政治体制がとられ、リクシャマー公国にもロズゴール王国にも与さない独立勢力となった。

転機

しかし北方氷土への隕石の墜落と、日照時間の低下、融解した北方氷土への移民送り出しへの対応の問題に対処するためには強力な政治指導体制が必要であった。
そのためバロッサからリュベリーン一族の者を呼び戻し、政治代行者としての宰相と実務担当の護民官による政治体制に体制を変更した。
しかし、そのような政治改革も、やがて各国がリクシャマー公国と軍事・経済協定を結んで共同体を作り強力な流民・移民政策をとるようになると、さほどの効果を示さなくなり、結局吸収合併される形でリクシャマー公国と軍事・掲載協定を結ぶ。後に、リクシャマー公国の公王一族から、当時の公王が末娘を后として娶る形でリュベリーン公国はリクシャマー帝国の一部となる。

政治

建国当時

各集落の長と公王による協議制。
軍事指揮権だけはリュベリーン一族から選ばれた将軍が全権を握り、兵士の招集権と指揮権を担った。

公王時代

公王とその官僚による中央集権。
この時代、中央集権制度が確立していた稀有な例として特筆できる。

革命時代

各階層から3人づつ選ばれた「護民官」による共和制政治。
しかし、護民官同士の武力衝突・汚職・買収問題等が多発しており、あまり国家情勢は良くなかったようである。
この時代、この地域がリクシャマー公国を初めとする諸地域から占領されなかったのは単に重要性がなかったためである。

北方氷土開拓時代

「君臨すれども支配せず」を標榜した公王を中心とした立憲君主制度。
実際の政治は、護民官から選挙で選ばれた「宰相」が組閣した大臣の集まりによる内閣により行われ、護民官がこれを実行する。もし、内閣の指示が国民の不利益になり、法に反する場合には護民官はこの施行を拒否することが出来るというユニークな制度である。
もっとも、やはり各勢力の武力衝突・汚職・買収等の問題は依然として存在していたようである。

リクシャマー帝国時代

代官が赴任し、護民官に支持を出す形で政治が行われている。
しかし、代官と護民官との間に衝突が多発しており、この地域の不安定要素となっている。

地理

アーテス川流域の大森林地域に農業開発目的で国土が展開しているが、この地域の開発は難しいらしく建国当初よりあまり開発は進んでいない。
近年ではマグドール商会による大規模な投資が行われ、以前より大規模な農業開発が行われている。
また、各地にウィリア騎士団領に土地を租借した貿易拠点が存在する。

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