言葉の料理

食べ物　料理

言理の妖精の主食。

過剰な言葉で飾られると、色が褪せる。
僅かな言葉では、歪んで伝わる。
必要な言葉の分量はいかにすれば量れるのか。

言理の妖精の三分間クッキング

「言葉を僅かに飾り、量は適度に」
「愛と言う名の調味料、そんなもんいらん」
「そして、言葉の料理のできあがり」
「けれども、なかなか上手に出来上がりません」
「たまーに美味しいのがあるんだけどねー、まぁ好みの味とかあるしー」
「ちょ、今日の言葉の料理はやけに辛いなおい、辛辣すぎて口から火が出そうなんですけど！？」
「なに言ってるんだ、まだまだ甘口だぜ？」
「きょうのげんりはちょっぴりビター」
「なにこの苦言…、ビターっていうか焦げて炭化してるんですけど…」