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職業


皇帝という位は、リクシャマー帝国を初めとして数々の国で名乗られたが、それぞれ意味が異なる。

リクシャマー帝国における皇帝

リクシャマー帝国において皇帝とは、「王の中の王」、あるいは「絶対者」という意味である。
これはリクシャマー公国を中心に4カ国が相互の王家の血を継いだ者を王とした共同体を作る際に、その最高権威者の名前をどうするか?を決める際に、作った造語である。
一説によれば東方から輸入した概念・言葉だとも言われる。

北方帝国における皇帝

北方帝国における皇帝とは「諸侯の代表者」という意味である。
元々、この国の最高権威者を「皇帝」と称するようになったのは、宗主国の一つであるリクシャマー帝国への対抗という意味もある。
北方帝国において「皇帝」の地位が設立されるまでに暫定的な最高権威者の地位として国主という地位が設立されたことがあるが、皇帝の地位の設立と共に廃止された。

北辺帝国における皇帝

北辺帝国
正確にはこの国の最高権威者は「大帝」であるが、これも「皇帝」の一種だと考えれば、この国における意味は「教化・統治の最責任者」であり、「防衛における最高指揮官」である。

亜大陸における皇帝

亜大陸においては短命な帝国が数々樹立されては、泡沫のように消えていった。それらの国々では、皇帝は「数々の国を統べる者」という意味だった。
その意味の通り、亜大陸における帝国とは一つの国が軍事力で他の国を従えたものであり、従えられた国は従属国という形で存続していた。その長い歴史の経験により、一つの国を滅亡させるのには膨大な労力と時間がかかることを知っていたのである。
しかし残った国は、従属・搾取されながらもつねに支配国への反逆を狙っており、従属国との力の逆転や外的の侵略(例えば草の民ハルバンデフ)により帝国体制が終焉することは珍しくなかった。

近東諸国における皇帝

元はワリバーヤ王朝の王の呼称であったが、ワリバーヤ王朝がアロイによって滅ぼされると、(リーグシル派)アルセス神官団はアロイ王に皇帝の冠を授けた。
これによってアロイはアルセス教を権力の基盤とし、またアルセス教皇が皇帝の任命権を主張する根拠ともなった。リーグシル派の世俗権力の獲得は非リーグス系宗派の弾圧の原因となった。

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