多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

アルセス教系の新聖典。典型的な「発見型」。
ブラーサーム王がラカジン派に傾倒した後から現れ始めた経典。
ラカジン・ネベル・ネブが自由に王城へ立ち入ることが許される様に
なってから、少しずつ城の何処かから発見されるようになる。
その香ばしい出自から疑う者が多かったが、王自身は頑なに信じ続けた。
重大な事件が起こったりするとラカジンや信徒の手で王の前に
持ち出され、「実は、この書において予言されていたのです!」という
驚異に満ちたメッセージが明らかにされた。

ブラーサームの後にワリバーヤ王朝の王となったアルセスバハル三世にとっては、
苛立たしく歯がゆい気持ちを引き起こさせずには済まない代物であり、
王自らブラーサーム王の墓所に入り、先代王とともに葬られていたこの異端の書を
焼き捨てたという話も残っている。少なくともアルセスバハル三世の命令で処分されたのは
確かなようで、その内容は同時代の人々の証言の中にしか残されていない。
引用の形で残っている記述もあるが、それは全体から見ればごくわずかに過ぎない。
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