多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

人間 人物 現代神話
戦闘を可能にするほどの高い能力を持つ”コンバット主婦” であり元魔法少女
また、かつて氷結のコルセスカ?に土をつけたことのある数少ない人物の一人でもある

魔法少女時代


その魔法の固有特質は【固定】であった
彼女が放ち得る最強魔法は「ラスボス」をこの宇宙の一点に固定した。
それにより、地球の自転と公転、太陽系の天の川銀河の中における移動、天の川銀河の宇宙の中における移動、などが重なり、ラスボスは、魔法を発動した次の瞬間には、地球から遙か遠くへと過ぎ去っていった。

「固定」の魔法について

「固定」とはそれ即ち絶対の尺度を世界へ押し付けることである。
あらゆるものは本来相対的であり、世界のゆらぎと同期してゆらいでいる。しかしそれを固定することで位置の変化、感情の変化、意味の変化を無くし、ナンセンス化させるのだ。

この魔法現象を、位置の変化にのみ焦点を当ててみる。
本来「あれからこれは十メートル」「それからこれは五メートル」という形で表され、それ故にそこであることが一つに定まるのが「位置」である。
「固定」の魔法は、その相対的基準を拒否することにより「今確かにここにあり、あり続ける」という絶対的基準を押し付ける。
すなわち「位置」をナンセンス化するのだ。
……この魔法が「感情」や「概念」、そしてこれは恐らくありえないことだが万が一【】にすら届いた時…………想像を絶することが起こるだろう。

トメ子がかつて持っていた魔法はあくまで「固定」であり、これはティリカの「停滞」とは異なっていた
「固定」は「停滞」と異なり、新しい何かを始める起点ともなるのである

そして、放棄された「固定」の魔法は、今も【少女神きゆら】のもたらす「揺らぎ」と相殺しあっている

魔法少女引退の経緯とその後

世界を救った魔法少女と、彼女たちと行動を共にした妖精たちは、その功績を称えられ、妖精の国において異例の大出世を果たした。
しかし大きな力を得た者にとって、他の有力者は目障りとなった。かつての仲間でさえ。
その争いはやがて人類の国に波及、魔法のステッキを返納し一般人に戻ったトメ子さえも、否応なくその渦に巻き込まれるのであった
・・・・・・・・まあ、忙しくて付き合ってられないので、家事の片手間に片づけられているのだが

”コンバット主婦”時代

彼女は、日常生活を生き抜くなかで、超人的な技能と肉体を備えてしまった超人である
永きにわたる嫁姑戦争で鍛えられたその瞳は、空気中の塵の動きから不可視化迷彩を見抜き、バーゲンとタイムセールで鍛えられたその直感は、大半の銃撃を回避させる
そして、日々の食卓のために鍛えられたその短剣の腕は、呪いなど無関係に相手の急所を貫く

そう、彼女の腕は、厳しい家事に鍛えられて硬化し、まるで短剣のような切れ味を誇るようになってしまったのだ
当然、結婚指輪など、とうの昔にはめられなくなっている

だが、それでもトメ子は戦う
世界の平和のためでも、強さを誇るためでもなく、ただ自分の日常のために

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