多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

生き物

触手は偽触手種?真触手種?に分かれる。

真触手は触手の塊であり、触手以外のものでできていない。

他の生き物の体液(特にアレとか)を殊に好む。

パンゲオンから或る生き物が分離されたときに触手の部分だけが先に外れてしまった為に生まれたらしい。

たのしい動物〜触手編に於ける記述

触手種は、クラゲやイソギンチャク等といった触手を持つ生物が、其の触手を強化、進化させた偽触手種?と、触手其のものである真触手種に別れる。

偽触手種として有名なのは、ローパー?や、触手球?等であろう。

以降は真触手種について述べる。

真触手種は、正しく触手の塊で、触手以外の外的特徴(目、体等)が存在しない。正に触手そのもの。
此れを解剖した生物学者のマルムスティン・アベル?は、自書の中でこう述べている、「自身の持つ触手同士を繋げる基部の様なものすら存在しない、奴等は触手以外の何ものでもないのだ」
又、触手の内臓器官は不可解極まるもので、消化器官や循環器系は非常に原始的でありながら、生殖に関する器官については、高度な発達を遂げている。
更には、脳が何処に在るのか判らないらしい。

知覚に関する器官も殆んどが原始的で、「光や音、匂いを一応は感じている様だ」という研究結果が出ている。
逆に触覚は非常に発達している。

触手の色、形状は様々で、複数から多数の種類の触手を持つ触手種も存在する。
此れ等の触手を操って、移動したり、獲物を捕まえて食べたり、生殖を行ったりする。

食性は特殊で、虫や草を食べるものも居るが、多くは他の生き物の体液を啜る。特に精液や膣分泌液を好むもの迄居る。

卵生であるが、特筆すべきは、自身で卵を温めたりせずに、他の生き物の胃や腸や子宮を借りる方法を好む種類が多いという事だ。

此れ等の特徴から、元は他の生き物の器官であったのだという仮説が立てられた。
目等の器官が無いのは、元々くっついていた生き物の方に目等の器官が付いていたからで、体液を啜るのは、元々くっついていた生物から体液を経由して栄養を得ていた事の名残であるというのである。
又、元々は生殖器であった為、他の生き物の生殖に用いる器官や液体を好むのだ、といった説迄在る。

結局の所、真触手種は、パンゲオンから或る生き物が分離された際に、誤って触手の部分だけが先に外れてしまった為に生まれた生き物の子孫であるというのが通説となってしまった。
触手が元々何に付いていたのかは判らない。若しかしたら人間なのかも知れない……

因みに非常にマイナーな民間伝承に基づく研究に拠ると、此のパンゲオン世界が生まれる前に存在していたとされる世界に於いて、ロディニオという触手の塊の子孫である、神触手種?(此の分類名はロディニオというのが、前の世界に於ける神であったという主張に基づくものである)というのがいるらしい。

クセノス・シャム・ツァイム著:『たのしい動物〜触手編?』第一版,アルダン印刷?,(1706年?)(第二章))

触手の利用

触手種(小型)は性玩具として売り出されて・・・いるかもしれない。

タグ

関連リンク

其の他のリンク

アマゾンアソシエイト

管理人連絡先

amogaataあっとまーくyahoo.co.jp

紹介サイト


メンバーのみ編集できます

メンバー募集!