多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

本名は知られておらず、世界中の文献、伝承、民話の中において
絶対零度、銀なる白、雪華掌(ゆきげしょう)等の様々な異名でのみ呼ばれている。
その姿は、白い衣を纏った美しい少女であり、また不老の存在であるため、その姿は永遠である。
彼女の両手には、常に呪詛封じの聖布が巻かれており、また、その両手の聖布が解かれたのは過去に
三度のみ、その中でも特に有名なのは、かの暴君『焔竜メルトバーズ』を、ただ掌で触れただけで、
一瞬にして氷塊へと変えてしまったという逸話であろう。

また、彼女の出自については殆どが謎に包まれているが、
その両腕の能力が、神滅ぼしの武具である『氷血のコルセスカ』に酷似している事から、
冬の魔女と氷血のコルセスカは同一人物なのではないかと言われている。

彼女が本当に氷血のコルセスカであるなら、作者たるメクセトとの因縁は浅からぬものであろう。
魔女が本当に凍らせてしまいたい炎は、メルトバーズじゃなくてメクセトなのではないか。
彼女の見据える先にあるのが、炎を体現するものの最高位に位置する『火の元魔』であっても何ら不思議ではない。


銀なる白は、何を思い、この世界を巡ったのであろうか。
両腕は呪いに蝕まれ、旅先で出会った焔の暴君を屠り。
死人でまみれて腐れた森を、その手で癒した先に何を見つけたのだろう。

伝承

西方の奥地、「銀の森」周辺における伝承。

焔竜メルトバーズ
火焔竜にして貪欲な女帝。
メクセトの死後に台頭。世界征服を目論む。
ブリュンヒルデと冬の魔女に敗れる。

義勇軍ブリュンヒルデ?
メクセトに抵抗するため組織された義勇軍。
メクセトが勝手に死んだので新たな侵略者メルトバーズに抵抗。

冬の魔女
不老の少女。
両手に巻いた聖布によって強力な冷気を抑える。
解放した冷気によってメルトバーズを退治。
時を経た現在、銀の森に住まうという伝説を残す。
(各伝承が氷血のコルセスカに酷似)

銀の森
かつて死者の軍勢が溢れ出し、死びとの森?と呼ばれた地。
現在は雪に覆われ、銀の森と呼ばれる。
冬の魔女が住まうと言い伝えられる。

氷血のコルセスカ
メクセトに呪われ、冷気を放つ武器として扱われた。
1034英雄のフォグラントに逃される。

想像図

雪華掌

氷血の呪い
に必要な儀式的な何か、もしくはメクセトの趣味。

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