ゆらぎの神話百科事典

架空世界。「万猫世界」「幾億の猫が住まう国」とも。



その名の由来は、架空であるため空想上の生き物である猫の名を冠するとも、猫に支配されているとも、住民が猫の姿をしているともされる。「猫の姿をしている」には諸説あって、ネコミミが生えてるとか、猫頭人体（頭が猫であとは人）とか、猫と人の中間みたいなのとか、猫そのものとか言われている。

われわれが住んでいるこの世界、あるいはそれによく似た世界。「エントロピー」と呼ばれる非常に猫的な性質に支配されている。

墓標船等を通じて神話世界のいくつかの文化に大きな影響を与えたとされる。ある伝説に拠れば、南東からの脅威の眷属の先祖達は、滅びを迎えた猫の国から墓標船に乗って脱出した人類達らしい。更に他の伝説によると、南東からの脅威の眷属には「猫耳」が生えているらしい。