多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

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伽藍堂の[[月]]。
其処にどんなロマンスが在ったのかを知る者はいない。

一説によると月は[[太陽]]と恋人だった。
其の愛は星の夜に囁かれ、刹那の逢坂が空を一色の闇で覆った。これが皆既日蝕の起こりであるという。

月の内側を覗く術は、最早故人の墓に埋もれた。
僅かに言い伝えられてきた断片によれば、その秘術は聞くに耐えず、すべてが狂気と悍ましさに満ちているのだとか。
後世において、残された知識の断片の多くは[[フォドミラ文書]]に収められ、とある図書館で厳重に管理されている。

*容姿
床まで垂れる長いフードを被った長身の女性。
月のような球体を右手で掲げ、左手には王錫を持つ。
その顔面は鼻も口も瞳もなくのっぺりとしていて、前髪を切り揃えられた長い髪が、フードの内側で地に垂れている。
手の形は霊長類のものと酷似しているが、右手の指の数は七本で左手の指の数は三本という違いがある。
王笏の頂点には赤い[[宝石]]が嵌め込まれており、左手の親指から数えて二本目の指には青い宝石のついた銀の指輪が嵌っている。
二本の脚は山羊のものと酷似した構造で、焦げ茶色で毛深い。足先には蹄ではなく、昆虫を思わせる枝分かれした二本の指がある。
肌の色は白く、髪の色も白い。
けれど毛髪の先端だけは赤黒く染まっている。

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