国王
ダヴィドが王太子を第一王子の
フェリシアーノと決めた直後、諸侯、貴族達に檄文を発し「第一王子は皇后による淫祠邪教の儀式による見ず知らずの男性との交合の末に産まれた子であり、王の血を引いていない。よって
フェリシアーノの王太子就任は無効である」と主張。軍務大臣と組み、近衛軍を取り込んだクーデターを画策する。
しかしこの企みは、事前に儀仗兵隊長から国王の耳に漏れてしまい失敗する。
激怒した国王はクレフを捕らえ処刑するように命令するが、彼は追っ手の手にかかる前に辺境地域へ逃亡していた。
彼がこのような行動に出た背景には、依然として王族と貴族との間の対立が王国内に残っていたことも影響しているだろう。