ゆらぎの神話百科事典 - セラティス正教
宗教
自己鍛錬に重きを置く
セラティス正教は、その宗教というよりも思想的側面が重要視された。
後にその宗教的側面を廃し、思想的側面のみを追求する一派が現れる。
この一派の始祖の一人こそが、
キュトスの姉妹
の
ディオル
その人であると伝えられている。
オウゾウル
?
語りて曰く、
セラティス正教、それは隠された宗旨、表には現されない教義、正しく力を信奉する者は、自分で意識するにせよしないにせよ、すべて等しくセラティスの正教徒である。
教義
セラティス
正教は物々しい寺院や神殿を立てたりはしない。彼らにとって自分自身がセラティスの寺院であり、自分達そのものがセラティスの神殿であるからだ。
関わり
非仙教
同様に自己の鍛錬を旨とする教義を持つからであろうか。
【セラティス正教】の者は【
非仙教
徒】たちとすこぶる友好的な関係を築いている。
【
十二賢者山脈
】に籠って修行する共同合宿が、毎年の恒例行事となっているくらいである。
宗派
ディオル派
ディオル派
キュトスの姉妹
、
ディオル
が見出したセラティス正教の一派。
専従信者
セラティス正教など
鉄願神
信仰に良く見られ、俗世との関わりを捨て、我執を滅却し、自己鍛錬の果てに己を高めんとする人々。