ゆらぎの神話百科事典 - ソウゾウしい神
グレンテルヒ

ソウゾウしい神
またの名を「グレンテルヒによる試作機零号」という。
一号以降の試作機と異なり、実体を持った機械ではなく、
錬金術師グレンテルヒの夢に現れ、試作機シリーズ発明の霊感を与えた存在である。
夢に現れた【ソウゾウしい神】はグレンデルヒが自分の教えることを理解しないと
強烈な騒音でグレンデルヒをさいなんだと言う。
グレンデルヒが一号機を完成させたのは最初に彼の夢に零号機が現れてからわずか
10日後であったと伝えられる。零号機に駆り立てられたグレンテルヒはその後も優れた発明や
魔法工学の研究を残したものの、常に強いストレスにさらされていたことが彼の手記からは伺える。

捧げ物としてはお団子が良いとされる。