その臍の緒は海へと繋がり、身体は巨大な赤子の矮躯。背から生えた極彩色の翼は絹のように柔らかで、翼は肩甲骨に等しい大きさを持つ。
頭部からは角が生え、右が雌牛、左が牡牛のものとなっている。
衣服は一切纏わず、幼い陰部を全てさらけ出している。両性であり、股座の前部に陰茎、後部に腟口などが存在する。
実は背中の真ん中にも大きな目(魚眼)が存在していて、その瞳には目蓋がなく、真珠のような光沢を放っている。
胴体や顔や手足といった基本のパーツは
人間の赤子と殆ど変わらない。只、余分な角や目がついて途方もなく巨大になっただけだ。
尚、かの者に排泄の概念はなく、ゾーイオンには臀部はあるが、排泄器官は存在しない。
だが、臀部には孔があり、これは孕んだ際に卵を産み落とすための孔である。無論、股座の女性器にも出産能力が存在し、子をどちらから産み落とすかは任意である。