ゆらぎの神話百科事典 - ダナスティア
火薬により飛翔して相手を殺傷・威嚇する兵器
我々の世界で言うところのロケット(いや、ロケット花火の強力版?)。
ダナスティアという名前は、発明者の夫人の名前をもじって付けられた名前らしい。
リクシャマー帝国軍再編の際に、新中核兵力として魔術師師団とこのダナスティアの部隊が最終選考に残った。
しかし、この兵器が最終選考で落ちたのは、政府首脳を前にした公開実験で、発明者のスカーフが引っかかったままダナスティアに点火し、発明者は火だるまになった挙句空高く舞い上がって粉々になったという痛ましい(というか笑える)事件が起きたためである。
この事件が無く、また最終選考に残っていたのがダナスティアであれば、この世界において主流技術となったのは魔法ではなく科学だったかもしれない。