ゆらぎの神話百科事典 - ヌト族
亜大陸西部ミュトリュア山に暮らす山岳民族。
大気の精霊を主に信仰しており、独自の言語ヌト語を使用している。
翼牛、ロバ、羊、ナプール牛などを育ててのんびりと暮らしている。
口伝の貴重な神話や伝説についての話が多く残っているが、なにしろヌト語を理解するのはヌト族以外にはかなりの困難であるため、
まだ研究は半ばである。
彼らヌト族の主張によれば、その祖は最強の魔法使い「無言なる」ヌトであるという。
言語戦争によって傷ついたかの偉人はこの地で休み、そして余生を過ごしたのだと彼らは堅く信じている。