ゆらぎの神話百科事典 - ヴアルンディニーニィ
地理
都市

「天霊(バーフルード)の止まり木」という意味の名を持つチャカ大陸の古都。
伝承によると、天使ジャルバテャスル?がこの地に聳えた巨木の枝の上で休んだという。
あらゆる果実が実る恵みの木でもあったこの大樹は、天使に敵対する悪魔の手で切り倒された。
ジャルバテャスルによってその悪魔が討たれたあと、「恵みの大樹ありき」で成り立っていた
現地の生活を、畑を耕し作物を得て暮らすという形で再建する経緯が、都市としての起源とされている。

封扉歴以後、近代化の進行に伴う出生率低下に悩む国家の政策により、
この都市の郊外に人工子宮プラントが誘致され、
賛成派住民と反対派住民の衝突が起こることになる。