ゆらぎの神話百科事典 - 伊津乃
“灘姫”
キュトスの姉妹
の6番目2代。
悪魔の九姉
が一人、
ラクルラール
の後継。
キュトスの諦観の象徴。極東の妖姫にして極北の
魔女
。
一般には、彼女は水を操る魔女だとされるが、それは間違いではないが、正確を期すならばこのように解説される。「座礁、困難、渡れない境界と流出を司る魔女であり、慈愛の神性を兼ね備える姫君」
属性は「水」だが、より厳密には「川」と「境界」。
基本的に搦め手が得意な姉妹なので、直接戦闘においては恐らく歴代九姉最弱。逃げに徹した場合は
ヘリステラ
に匹敵する。
口調
ああ、なんたる有り様。
これでは話す耳も口も働きますまい。
フィルティエルト
、口はあけられるかや?
ん・・・・・・。
(ゆっくりとフィルティエルトの口をあけ、水とともに薬を流し込む)
今
ヲルヴォーレ
の薬を飲ませたからの、後はゆるりと休まれや。
眠くなれば何も考えずとも良いがゆえ・・・・・・。
異名
帆尖大河院殿灘姫伊津乃