ゆらぎの神話百科事典 - 絶対異言
異言

木天蓼王微睡んで曰く、猫の国にも異言を知るものは無いにゃ。
絶対異言なんて夢のまた夢、永遠のなぞにゃ。

言葉が言葉として成立する前段階、それが異言であり絶対異言である。
従って全ての言葉は異言から生じたと言うことができる。
トマトの異言を掌握したものはトマトの無い世界でもトマトを意味する言の葉を自在に産み出せるようになるだろう。もしかしたら、きっと多分。

絶対異言とは決して意味の在る言葉に変質しない超純粋な異言である。
これを掌握したものは異言の全てを掌握できる。
別名を「最も純粋な言語」と言う。

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