ゆらぎの神話百科事典 - 猫の国の靴下
猫の国では、贈り物を靴下に入れる風習があるという。
これには、元々「贈り物が靴下に入るくらい小さくても構わない」という含意があったのだが、近年ではそれは忘れらつつあるらしい。
なにしろ最近の猫の国の靴下は、日に日に大きくなっており、なかには人が入れるサイズのものもあると言われているくらいなのだ。

あるいは、かの国の人々は、日に日に巨大化しているだけなのかもしれないが。