ホモ・サピエンスに似た姿を持つ神々。さらにその神話を信じた民族に近い、人種的特徴を外観として備える。人間いがいの生物や無機物に変身できる個体も多い。伝承どおり、他の種族とのあいだに「
半神?」をもうけることもできる(
扶桑崎鷲太郎など)。
半神の中にも
ディオニューソスのように純血の神に匹敵する力を持つ者も存在する。
信仰され続けた神々は消失し、一神教の台頭などで信仰を失った神々のみが残存した。この残存組を「
信仰を失った古い神々?」という。エジプトの狒々神へジュウルは「人類に信仰され続けた神々が消失したのは、ホモ・サピエンスの集合的無意識、集約意識に取り込まれたため」と推測している。
集合的無意識と集約意識は神の「消失」だけでなく「発生」にも関わっていると推測されており、近世以降においても「
ツィルニトラ」「ミキストリ」のような「同族」の発生が確認されている。人類側の一定数に「実際の神話に登場していた」と認識された事がトリガーになっているようだ。
「信仰を失った古い神々」は宇宙人勢力にも押され、衰退の極みにあったが、
ジ・オーダー・オブ・ホモ・サピエンスとの同盟により、20世紀末に最大の敵対勢力である
レプティリアンを根絶、再び地球の支配層に返り咲く。
「ジ・オーダー」が遺伝子工学、霊魂工学の粋を集めて生み出した新知的生命体「
プロセスド?」諸種族が新たな崇拝者として用意され、信仰エネルギーを摂取した彼等は往年の力を取り戻した。
同盟相手の「ジ・オーダー」の人類管理により、ホモ・サピエンスという種は完全安息時代紀「
エイジ・オブ・アクエリアス」を経てやがて「統合された超存在」へと変貌し、高次の次元に旅立つが、それにより地球での目的を終えた「ジ・オーダー」メンバーの一部も別の宇宙に旅だった。神々の中にも
ヘルメース=アンプゥのように「ジ・オーダー」が開けた「ポータル」をくぐって別の宇宙に渡った者もいる。