【
太陽】は寂しい。
自分の半身を【
天?】に噛み砕かれてしまったから。
自分の半身が夜空に撒かれて散り散りになってしまったから。
【太陽】は夜空を見るたび泣いている。
黒々とした【天】と青々とした【
空?】、ふたりは愛する【太陽】を奪い合う。
【天】は転じて【
蜘蛛?】となる。
それは、
雲上神話?と重なる真理なる
伝説。
雲下に四人の【
星】が降った。
その時代の雲は生成される以前の魂の靄だった。
【空】は転じて
竜となる。
それは、【太陽】のもうひとつの側面。ペルソナの欠片。
【世界】は【空】が【天】を殺しに行かないように、その足に【
大地?】を繋いだ。
【
人類】< あのー、ボクらの出番はまだなんでしょうかー?
【空】「ちょいちょい、【世界】兄よぃ?」
【世界】「あん、なんか用か?」
【空】「なんか、【世界】兄さぁ、姿が何重にもぶれて見えるんだけど、なんでさ?」
【世界】「あんな、俺くらいの大物になるとだな、他の世界観とも色々関係とかあって大変なの。知らないところで勝手にリンクしたりするの。わかるか? それだけ俺が大物だってことだぞ? わかるか? わかったら敬え」