最終更新: forex_trader 2007年01月31日(水) 21:48:59履歴
- 日本国内の銀行(海外の銀行の日本支店も含みます)が取り扱っている日本円以外の通貨(外貨)による預金です。
- 多くの銀行で米ドル建ての外貨預金を取り扱っているほか、ユーロ建て、豪ドル建てなど各種通貨による預金を扱っている銀行もあります。また、普通預金や定期預金のほか、通知預金や貯蓄預金を扱う銀行もあります。
- それぞれの通貨に応じた金利が付与されます。円預金ではごくわずかの金利しかもらえないのに対して、米ドルや豪ドルなどでは高い金利がもらえます。
- ただし、為替相場は常に変動しているため、通常、金利分を上回る為替差益・為替差損が発生します。また、円貨から外貨に替える時に適用されるTTSと外貨を円貨に替える時に適用されるTTBに差があります。この差は米ドルで通常2円、他の通貨ではそれ以上となります。
- なお、外貨預金は預金保険が適用されません。従って、銀行が破綻した場合は全額戻ってこない可能性があります。
- 外貨預金を受け入れる銀行側から見ると、TTSとTTBの差が確実に利益となる上、預金保険料を払う必要もないという利点があります。
- 外貨預金の金利は20%源泉分離課税となります。為替差益・為替差損は雑所得となり、他の雑所得と合わせて損益通算します。雑所得全体で利益が出た場合は他の所得と合わせて総合課税となります。雑所得全体で損失が出ても他の所得と損益通算することができません。