事実上の選考開始になります。全体の試験拘束時間は9:30〜12:15迄です。
筆記はマーク式で、問題が3つのパートに分かれており、それぞれ制限時間内に答えるものでした。10分、15分、30分くらいです。でそれぞれの間に休憩時間がありました。
大きく分けると国語と数学の問題ですが、どちらも名門私立中学の入試の様な感じで取り立てて難しい訳ではありません。発想の転換があれば解けなくはないです。英語はありません。30分の試験問題では、教養としてだと思いますが、経済系の問題が出題されました。米国の経済系の重職者の氏名や、日本の経済史の流れ、円高の仕組みなど、基礎的な経済についての問題でした。商科大学ということもあり、経済の教養問題しか出ませんでした。よくニュースを日頃から見ていれば問題ないレベルです。
作文は「最近の企業倫理(耐震偽装事件やライブドア問題など)について自分の考えを述べる」か、「魅力ある大学とはどういう大学か」のどちらかについて 800字程度、60分でした。ただ、最初の題の方は、商科大学の設立趣旨にもふれた上での出題になっていたので、おそらく最初の問題の方を回答する方が印象点は高くなります。魅力ある大学の方は救済措置であると思いますので、勝負したいならば一問目を選択するべきだと思いました。