このサイトでは、子役たちが出演したテレビドラマなどの記録と、出演者のプロフィールをWikiに付けています。

[ドラマ]木ドラ24 お耳に合いましたら。

出演:豊嶋花(西園寺ヒナミ役)/高岡凜花(坂上美桜役)/駒井蓮(大泉凜子役)/宮崎優(“崎”は旧字)(涼森愛香役)/伊藤万理華(高村美園役)/井桁弘恵(須藤亜里沙役)/桜井玲香(今井香澄役)/秋乃ゆに/
プロデューサー:寺原洋平/漆間宏一/山科翔太郎/山田久人/
原案・企画・プロデュース:畑中翔太
監督:松本壮史/杉山弘樹/松浦健志/
脚本:マンボウやしろ/大歳倫弘/灯敦生/松本壮史/
音楽:小西遼/西田修大/久保暖/
オープニングテーマ:「Moonlight Magic」花澤香菜
エンディングテーマ:「東京マーブル」にしな
https://www.tv-tokyo.co.jp/omimi/


#9 2021年9月15日(水) No.258

「ヒナミの『お耳に合いましたら。』」

出演:豊嶋花(西園寺ヒナミ役)/伊藤万理華(高村美園役)/


豊嶋花ちゃんのログ
(厨房)
「3人にお願いがあるの」
「私、明日、ドミノピザが食べたい」


(ダイニング)
「え?」
「そのつもりです」
「ごちそうさまでした」


(部屋)
「ごちそうさまでした」
「『お耳に合いましたら。』高村美園さんのポッドキャスト」
「どこの街にもあって、決して特別ではなく、でも欲さずにはいられない。それがチェンメシなんだって」
「あっいや、竹森の料理が嫌なわけではないの」
「でも、牛めしやハンバーガーに立ち食いそば、もう食べてるのを聴いてるだけで口から唾液が出て、もう家がジャンクを求めて苦しくなるの」
「私は、どうしてもピザが食べたいの」
「私は、この4人でピザが食べたいの」
「だって、私にとっては松岡も竹森も梅垣もみんな家族なんだもん」
「松岡ありがとう!」
「みんな大好き!」
「どうしよう」
「だったら私が買いに行く。自分でチェンメシを買ってみたいの」
「うん!」
「えっピザってこんなにあるの?」
「あ〜メニュー見てるだけで、フランスのシャルトル大聖堂のステンドグラスを彷彿とさせるわ」
「ああワクワクが止まらない」
「大きさ違うの?」
「多様性そのものだわ」
「えっ?生地まで選べるの?」
「えっ呪文?竹森は悪魔メフィストを呼んだの?」
「ねえこれ選べる人いるの?」
「もうやめて!」
「バカ!」
「ごめんなさい、怖くなってしまって」
「みんなで決めていい?」


(エントランス)
「キャー!」


(庭)
「あとはピザ、食べようね」


(路地)
「家ついてきてどうするんですか?」


(路地)
「家は無理です」
「こんにちは」
「えっ?あ…」


(ピザ店)
「あ、ごめんなさい。うれしくて」


(厨房)
「みんなお待たせ」
「ちゃんと買えた」
「なぜか持ち帰りが半額で2枚も買えてしまったの」
「もしかしたら、私が100万人目のお客様だったのかな」
「いい?じゃあ行くよ」
「はーい!」
「うわーおいしそう!」
「せーの、いただきます!」
「ヤバイ、ヤバイヤバイヤバイヤバイ、何これおいしすぎる!」
「何これ、もうこれ禁断の果実だわ。アダムとイブがりんご食べたときって絶対こんな感じだったと思う。ああ世界の色が変わるほどおいしすぎる!」
「でね、家について来ようとする人もいたの」
「でね、一番怖かったのが、高校の同級生」
「そうなの。よりにもよって男子に」
「いや、大丈夫だったけど」
「お昼休みに、みんなが私のお弁当を見て『すげえ!普通じゃねえ!』とか言い出しちゃって」
「違うの。そのあとに、私がお肉食べたことないって話になって、そしたら男子たちが騒ぎ出して」
「でね、その男子の中の1人が、なんか変なの」
「実は、今日会ったのもその男子なんだけど、なんか知らないけど、どうしても気になってしまうの。たぶん昔会ってるんだろうけど、どうしても思い出せないし、なんか苦しくなって、怖かったの。それからはほかの人の視線も気になり始めて、もうどうしたらいいかわからなくなってしまったの」
「何がおもしろいの?」
「私、なんか変な気持ちになったんだよ」
「え?なんでそれでいいの?」
「なんで乾杯なの?」
「なんでなんで?」
「3人は無理矢理私に頼まれたの」
「いいの?」
「うーん!コーラとの相性良すぎる!何これー」
「お母様」
「うん!」


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