GIRLNESS! - 子役たちのログWiki

出演：稲垣来泉(青柳はな役)／芳根京子(月島楓役)／立花恵理(柏木愛役)／小篠恵奈／比嘉愛未(青柳すみれ役)／ほか
プロデューサー：岡光寛子／白石裕菜／平部隆明／
原作：「TWO WEEKS」
演出：本橋圭太／木内健人／
脚本：山浦雅大
音楽：木村秀彬
オープニングテーマ：「Montage」04 Limited Sazabys
主題歌：「Fight for your heart」三浦春馬
https://www.ktv.jp/twoweeks/

出演：稲垣来泉(青柳はな役)／芳根京子(月島楓役)／比嘉愛未(青柳すみれ役)／ほか


稲垣来泉ちゃんのログ
(病院・廊下)
「おじちゃーん」
「けど…」
「たかしくんのお母さんに言われたの。今は具合が悪いから、元気になったら一緒にサッカーしてあげてねって」
「だから、一生懸命サッカーの練習しないとだめでしょ」


(病室)
「なら、元気なったら思いっきりサッカーやる。それならいいでしょ」
「お帰り」
「けど…」
「ごめんなさい」


(病院・廊下)
「パパ？」
「パパだよね？そうだよね？」
「ほんとにー？」
「そうかなー」
「こっち来て」
「こっち！」


(病院・ロビー)
「はいこれ」
「ママがね、この子古いから捨てなさいって。けど、私とすっごい仲良しで大好き。だからこの子預かってほしいの」
「うーん、次に会うときまで」
「ほんと？ありがとうパパ」
「そうでしたねー。よかったね」
「この子、置いてかないで」
「約束だよ」
「はーい」


(病室)
「助かるの？私」
「怖かったの。すごく怖かったの」(；_；)


(病室)
「そう。手術の日まで待ちきれないでしょ」

出演：稲垣来泉(青柳はな役)／芳根京子(月島楓役)／立花恵理(柏木愛役)／比嘉愛未(青柳すみれ役)／


稲垣来泉ちゃんのログ
(病室)
「え〜？」
「桜田西署っておじちゃんがいるところだよね」
「おじちゃん、また忙しくなっちゃうね。寂しい？」
「ねえママ、私に骨髄をくれる人って優しいお兄さんだよね」
「なんとなくそんな気がしたから」
「違うの？」
「は〜い」


(工場)
「なんだか大変だね」
「だってほんとに大変そうだったから」
「じゃあ、諦めちゃう？」
「そうなんだ」
「ねえ、なんで逃げたの？」
「約束。忘れないでね。お人形、次に会うときに返してって」
「待ってるね」


(病室)
「ううん、おじちゃん大変なんでしょ？ニュースで見たよ」
「がんばってね」
「あっあっまだ描きかけだから」
「うん」
「ねえママ」
「ママは、おじちゃんのこと好きなんだよね」
「そんなことない。好きだよ私も」
「はい」

出演：稲垣来泉(青柳はな役)／芳根京子(月島楓役)／小篠恵奈／比嘉愛未(青柳すみれ役)／


稲垣来泉ちゃんのログ
(病室)
「ねえママ、これで合ってる？ママ？」
「これ。この問題」
「よいかった！ふふ。早く学校に行って、みんなと一緒に授業受けないな」
「どうしたの？」
「変なの」


(病室)
「大丈夫だよ。元気になるためだもん」
「ママこそ、ずっと私に付き添って大変でしょ。少し休んでね」

出演：稲垣来泉(青柳はな役)／芳根京子(月島楓役)／小篠恵奈／比嘉愛未(青柳すみれ役)／


稲垣来泉ちゃんのログ
(トンネル)
「どうしたの？」
「手術はどうなるの？」
「どうやって？」
「けど警察に見つかるかもしれないし悪い人たちだって」
「舐められてるのよ」
「やっと気づいたんだね」
「なんにもできないね。デジカメを手に入れることも、濡れ衣を晴らすことも」


(病室)
「ねっあと10日たてば、元気になるんだよね」
「ママ、今日は私の心配しなくていいからね」
「しょうが氏がいいんだ。それに」
「3人でピクニックに行ったの」
「そう。夢の中で。すっごい楽しかったんだよ。お弁当だって食べたんだから」
「う〜ん、とにかく3人だったの」


(回想・スタジオ)
「ママ」
「私もいるよ」
「だってしょうがないでしょ。今はお金がな…」


(回想・リビング)
「すっごい！ふかふかだよ！」
「よかったねママ」

出演：稲垣来泉(青柳はな役)／芳根京子(月島楓役)／比嘉愛未(青柳すみれ役)／


稲垣来泉ちゃんのログ
(病室)
「ママ。出来上がったらママにも見せてあげるね」
「え〜まだ内緒！ふふふ」


(回想・川辺)
「うん」
「今度、学校で父親参観があるの」
「えっ？」
「う〜んいいけど、おじちゃんあなた誰ですかって言われちゃうよ」
「ボディーガード？ありがとおじちゃん。ママと結婚したらおじちゃんのことパパって呼ぶね」


(病室)
「ねえパパ。どうしてパパが生きてるって知ってたと思う？おじちゃんとの結婚を決めた日、ママこの写真を破いて捨てたの。もしパパが死んでたとしたら、きっとそんなひどいことしないよね。ママは、パパのこと嫌いなのかな。けど私は…」


(病室)
「できた！」


(病室)
「昔、太陽と山は恋に落ちました。お互い大好きなのに、お別れすることになったのです」
「太陽は、毎日山に愛に来るんだけど、好きすぎてずっと帰らないの。そうすると、木も眠れないし、花も草も鳥もみんな眠れないでしょ？」
「だから山は仕方なく嘘をついたんです。側にいると熱くて眠れない。もう来ないでほしいって。本当は眠れなくてもいいぐらい、太陽のことが大好きだったのに」
」
「太陽は悲しくて悲しくて」
「海のところに行ったのです。海はね、太陽のことを、優しく包み込んであげたんだって」
「ありがとう」

出演：稲垣来泉(青柳はな役)／芳根京子(月島楓役)／小篠恵奈／比嘉愛未(青柳すみれ役)／


稲垣来泉ちゃんのログ
(病室)
「太陽と山は、お互い大好きなのにお別れすることになったでしょ」
「太陽がいなくなって、山はひとりぼっちになっちゃったの」
「山の周りには、光もなくて、きれいな花や鳥もみんないなくなったの」
「だから山はとっても寂しいの」
「うん。太陽の事を、優しく包み込んでくれるの。いつも太陽のことを思って」
「まだわからないよ。これから考えるもん」


(教会)
「何してるの？」
「暗い顔してるね。大人がそんな顔してたらみっともないよ」
「最低？」
「仕方ないよ。知らなかったんだから」
「パパ。今からじゃ遅いの？」


(病室)
「どこに行くの？」
「嘘」
「ママ、私の手術までお仕事お休みって言ってたよ」
「私を置いて行っちゃうの？」
「大事な用？」
「わかった」
「うん」


(病室)
「ありがと、大丈夫」

出演：稲垣来泉(青柳はな役)／芳根京子(月島楓役)／比嘉愛未(青柳すみれ役)／


稲垣来泉ちゃんのログ
(病室)
「返して」
「ママが破いて捨てたやつ拾ったの」
「パパの顔知りたかったから」
「人にはそれぞれ事情があるんでしょ。パパのこと聞くとママが悲しむから」
「本当？」
「約束だよ」
「約束」


(病室)
「はい。はなは私ですけど誰ですか？」
「パパの？」


(回想・病室)
「うん」
「またはなに会いに来てくれるって」


(部屋)
「悲しそうな顔してるね」
「どうして謝るの？」
「人にはそれぞれ事情があるんでしょ？パパ」
「だってパパはパパでしょ」
「どうしたの？」

出演：稲垣来泉(青柳はな役)／芳根京子(月島楓役)／比嘉愛未(青柳すみれ役)／


稲垣来泉ちゃんのログ
(病室)
「ママ、私なら大丈夫だよ」


(病室)
「パパですか？」
「パパなんでしょう」
「うん」
「この番号のところに『はなのパパ』って書いてあったから」
「今いない。ねえ、どうしてこの間はパパじゃない振りをしたの？」
「私はずっと知ってたよ」
「知りたい？」
「パパが私に会いに来てくれたら教えてあげる」
「手術の日だ。私は今日でもいいけどなー」
「そう？」
「きっと大事な用があるんだね」
「うん。待ってるね」
「あっママが来たから切るね」


(病室)
「ねえママ」
「パパと仲直りしたの？」
「だってなんだかうれしそうな顔してる」
「ん？」
「どうして？」
「はい」
「わーかわいい」
「どうしたの？これ」
「パパだ」
「どう？」
「本当？やったー」

出演：稲垣来泉(青柳はな役)／芳根京子(月島楓役)／比嘉愛未(青柳すみれ役)／


稲垣来泉ちゃんのログ
(病室)
「ママ」
「太陽と山と海のお話覚えてる？」
「やっぱり、太陽と山と海は仲良く一緒にいられないんだよね」
「太陽は山のところに戻れないの？山には太陽が必要だよね？」
「太陽がいるから、木は伸びるし、花も咲くんだもん」
「私、パパが好き。野菜以おじちゃんも好きだけど、パパはパパだもん」


(屋上)
「パパ」
「もしかしてママのこと考えてた？」
「う〜ん、なんとなく」
「でもママ、はなにいつも笑ってくれてたよ」
「なんでそんな顔するの？」
「パパがいたから、私が生まれてきたんだよ。パパがいるから、どんなに苦しくてもがんばれるんだよ。どんなに辛くっても、笑えるんだよ」
「ねえパパ」
「笑って」


(病室)
「はーい」
「それおじちゃんの？」
「忙しいんだ」
「大丈夫。私だったら全然平気。おじちゃんにがんばってって伝えといて」
「ママは？」
「まだ帰ってこないの？すぐ戻るって言ってたのに」

出演：稲垣来泉(青柳はな役)／芳根京子(月島楓役)／比嘉愛未(青柳すみれ役)／


稲垣来泉ちゃんのログ
(リビング)
「パパ…」


(リビング)
「パパ！」


(路地)
「気持ち悪い」


(保健室)
「パパ」
「大丈夫」
「パパ、やっぱり助けにきてくれたんだね」
「手術ではなを助けてくれるのも、パパなんでしょ」
「わかるよそんなの。だって私、パパの娘だよ」
「ありがとう」
「サッカーとキャンプ。それから、プールにも行きたい。できるかな」
「どうしたの？パパ」


(教室)
「でも…」
「わかった」


(病室)
「よいしょ」
「あっおじちゃん」
「あっケーキだ」
「ねえこれ本当にケーキ？」
「ケーキだ」


(駐車場)
「はい！」
「パパー！」


(公園)
「やだ！イエーイ！」
「できた！ジャジャーン」


(公園)
「パパ」
「パパはママのどんなところが好きなの？」
「心が広い？」
「だから私が生まれてきたんだ」
「ねえパパ」
「これからはずっと一緒にいられるんだよね？」
「パパ？」
「また会える？」

---