携帯電話

留学中にもっていると何かと便利な携帯電話についてご紹介しましょう。

中国では都市部の大卒初任給が約3000元。日本円にすると約45000円です。物価自体が日本よりかなり安いのでこれは決して安くないのですが、それに比べると中国の携帯電話は高価で安いもので500元、ちょっと高機能なカメラ付きなどになると数千元もします。感覚的には10数万円にもなるはず。

けれども意外や携帯電話はビジネスマンはもちろん、大学生の間でもかなり普及していて、すでに欠かせないコミュニケーションの手段になっています。

プリカ式でピッ!ポッ!パッ!

中国では日本と違って電話代はプリペイド式がもっとも一般的。残りの電話代が少なくなると、町の携帯ショップなどで購入できる「チョンジ(充値)カ」というプリペイドカードを購入して、指定された番号に電話をかけ、案内に従ってカードの番号を入力します。アナウンスは中国語と英語ですが、なれてきたらぜひ中国語で挑戦しましょう。


国が違えば変わる常識

中国では電話を掛けたほうだけでなく、受けた側にも通話料がかかります。だから、学生同士で携帯でおしゃべりというのは結構シビア。通話代も安くありませんからお友達に掛けるのにも気を使います。

そこで学生や若者の間で大流行しているのがショートメールです。e-mailを使える機種もありますが、まだまだ普及途上ですので、どの携帯でも使えるショートメールが便利。それにショートメールは相手の携帯番号さえわかっていれば送ることができますので、とっても手軽です。

漢字でトーク

そして、留学生におすすめしたいのがこのショートメール。その理由はもちろん中国語のとってもよい勉強になるからです。文字の入力はもちろん中国語です。

いくつか入力方法はあるのですが、一番簡単なのはピンイン方式といって、中国語発音をアルファベットで入力して漢字に変換する方法です。

携帯のキーには日本のものと同じように1つのキーに3文字程度のアルファベットが並んでいますが、同じキーにある文字の並びは無視して、発音の通りにその文字があるキーを押していきます。何度かキーを押すと、押された順番で入力ができる候補が絞り込まれてますので、その中から漢字を選択するという具合。

私も授業ではなんとなく曖昧だったピンインが、この中国語入力をすることで自然に身についてしまいました。必要にせまられるとできるもんです。慣れってすごいですね。

ショートメールをばっちり活用して中国人の友達と相互学習の約束をしたりメルトモをつくってみたり。とっても役立ちますのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
2006年10月08日(日) 16:11:18 Modified by gohandaisuki2




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