HSK（漢語水平考試）は国際的に中国語のレベルを判定する試験で、中国政府が公認し、北京語言大学が現在も中心になって実施しています。

たとえば英語の場合、「英検」が日本のみでのレベル判断の基準になり国際的には「TOEFL」で国を超えたレベルの判断がされますが、その関係と照らし合わせるとHSKを理解しやすいでしょう。

そのため、HSKは中国の大学へ本科生として入学する場合などの入学基準としてもよく用いられます。

１級から１３級まであり、11級が最上級となります。

• 　１〜３級　HSK基礎
• 　４〜８級　HSK初中級
• 　９〜11級　HSK高等

目標とするそれぞれの級は上記のように３つに区分され、それぞれの区分で同じテストを受け、その点数に応じて級が与えられるのが特徴的です。


マークシート式ですので、漢字のわかる日本人の場合、２級程度は中国語の学習経験がなくてもとれてしまうこともあるようです(*^_^*)

HSKのテストは中国国内では５、７、１２月の年３回が実施され、日本の場合５月と１０月に行われています。

ちなみにテストは問題も含めすべて中国語です。１年間留学するなら期間中に２度は受験のチャンスがありますので、チャレンジするべきでしょう。多くの学校では事務室が受験申し込みのとりまとめをしてくれています。

参考：留学期間と上達レベル
HSK日本事務局
北京語言大学漢語水平考試中心

教材：