国際経済法

2006年度 岩沢雄司教授

モゴモゴモゴ・・・強度の眠気を惹起する授業であるが人気は高い。

人気の理由は積極的なものではなく、
最強の眠気を惹起する「中谷・国際法」回避という消極的なものである。
先生は人柄の良い真面目な方であるが、やや早口でモゴモゴしゃべる。

新聞をにぎわせた韓国DRAM事件をはじめ、
中国のWTO加盟によりWTO法の重要性はかなり増している。
そのような時勢によると、WTO法の基礎を学ぶ重要性は高い。

が、やはり眠い。

「どなたか答えてくれませんか」
「シーン・・・」
「(毎回同じ人)ハイ」と挙手

と双方向性もほどとおい。




担当教官 岩沢雄司教授

学部での国際法既習者にとっては、この科目の履修で国際法に代替可能である。
そのせいもあってか、2005年度は履修者が100人近くに上る異常事態となった。
テストの受講率はあまり高くなかった気がする。

法学部4年次の配当科目が法科大学院に繰り上がった形になっており、授業スタイルも9割方講義形式である。出席確認あり。
何度か任意で発言を求め、発言者の名前をチェックしたことはあるが、成績評価に反映されたかどうかは不明。
教授自身は、もう少し問答形式でやりたい様子だったので、多少スタイルが変わるかもしれない。

授業内容は、ガット・WTO法の概説的な講義である。
WTOの基本原則(最恵国待遇・内国民待遇・数量制限禁止・関税引き下げ)やWTOにおける紛争処理の説明に多くの時間が割かれる。
有斐閣より出版されているケースブック(中身は百選のようなものだが、解説は初学者には難しいものが多い)も用い、具体的な事例への言及も多くなされる。
論文やレジュメ・事例をまとめた分厚い冊子が配付されるなど、学生への配慮は行き届いていると言っていいと思う。

この分野に関心のある学生にとっては、スタンダードな入門的講義として受講する価値はあると思われるし、ガット・WTO法という1つの法分野を扱う科目であるため、実定法は好きだが国際法はどうも馴染めない、という法科大学院にありがちな筆者のような学生にとっても、わりあい取っつきやすい科目と思われる。

ただし、岩沢教授はかなり早口な方(国際法の中谷教授ほどではないが)なので、何らかの対策をとる方が賢明かもしれない。もちろん、早すぎる時は指摘すれば必ず聞き入れてくださるはずである。
授業内容自体の難度は、それほど高くない。
試験問題もオーソドックスなものが予想されるが(1行問題と簡単な事例問題の組み合わせで大問3問)、国際法の分野においては、「○○事件について、その内容と国際法上の意義を説明しなさい」という出題形式もスタンダードなものであることに注意が必要である。
昨年度は、「マグロイルカ事件について説明せよ」という出題に凍り付いた受講者も多いはず。

成績評価は、やや辛めか。不可もそれなりにつくので、あまりいい加減な理解で臨むと、返り討ちに遭う危険はある。
特に授業の復習以上の対策は不要と思うが、教科書が1冊あった方が安心するという方は、中川ほか4人『国際経済法』(有斐閣)などはカバーする範囲がかなり重なる。また、岩沢『WTOの紛争処理』(絶版)も講義と重なる部分は大きいので、適宜自習室等で参照すると解りやすい。
2007年03月11日(日) 12:14:15 Modified by appendix2006




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