ＴＭＩ総合法律事務所（以下、ＴＭＩとする。）が、2005年夏に行った、
法科大学院最高学年を対象としたインターンシッププログラム。

ＴＭＩは、六本木ヒルズ森タワー２３階に所在し、
弁護士と弁理士が合わせて１３０名在籍している。

東京大学法科大学院では、
ＴＭＩから客員教授を招いていないためか、
いわゆる「３大」「４大」事務所ほどの知名度はないようだが、
企業法務をバリバリ行っている大手事務所である。

なお、ＴＭＩというと、
「知的財産」（ひゅーひゅー）
とか
「スポーツ」（かきーん！）
などの印象が強いが、
これは業務のうちのごく一部（ないし、弁理士さんの仕事）である。

詳細は、事務所ＨＰ参照。


さて、サマーアソシエイトプログラムについて。
応募方法（面接なし）、５日間という期間、
勤務時間、待遇等は、他の事務所のプログラムとほぼ同じ。

募集人数は「各週若干名」。


具体的な内容としては、

　まず、１人１つの座席を与えられ、そこで５日間の作業をこなす。

　仕事内容は、守秘義務があるため詳しくは書けない。
　ただ、全体的な印象として、事務所側としては、
　　「仕事をさせて出来を見てみよう」
という殺気立った感じではなく、
　　「まぁ書類とかに触れながら、うちの事務所の雰囲気を味わってみてね」
という穏やかな感じだった。

　学生の面倒は、パートナーの先生が各週１人、責任をもって見てくださる。
　昼食や夕食の場をアレンジしていただけるので、いろいろな経歴・年代の
先生方とお話しする機会が用意される。

　のみならず、業務時間中も、
アソシエイトの先生方が息抜きがてら声をかけにきてくださって、
とくに若手の先生方との交流の時間がたっぷりあった。
　この点は、超大手事務所のインターンでは味わえない配慮だと思う。

　ほかにも、積極的に希望を言えば、弁護士の先生方の勉強会や
裁判所の期日なども参加・同行させてもらえる。


長文になってしまいましたが、
つまりは、非常に充実した５日間を過ごさせてもらったということです。

ぜひぜひ、おすすめです。

＜３月２９日＞
一部記述を修正いたしました。