証券取引法

担当教官 神作 裕之

成績評価 ●

2005年度、夏学期開講。

開講時間が絶妙なポイントをつき、100人を超える受講者がいた模様。
そのため2006年度は2クラスになった。

講義の中身は、証券取引法全般。
資料集を事前に配り、該当回の資料を読むのが
予習内容。レジュメを授業時間に配布。

証取法の問題は何より、教科書と六法。

年がら年中改正している法律だけあって、アップtoデートな
教科書はない。
そして、その当時、一番直近の出版であった「証券取引法読本」が指定されていたが、おおよそ理論的な構成になっておらず、
読みにくくてしょうがなかった。

途中で、本校でRWD等の授業も担当されている松井秀樹先生の
「法務担当者のための証券取引法」も薦められた。
こちらは比較的読みやすかったと思うが、
やや記述の詳しさに偏りがあり、
その内容は試験ではあまり出題されなかった。

さらに、六法にいたっては潔く証券六法を買うかが大問題である。
証券取引法は、法律以外に取引所ルールとか細かな規則がたくさんあるため、
証券取引法単体が載っているのみの六法では太刀打ちができない。

筆者は、授業ノートをPCでとっていたため、いちいち該当法律、条文を
総務省のデータベースから引っ張っていたが、
手書きの人はかなり骨が折れると思われる。

成績評価Bからの追記

癒し系というが、癒し系ではない。
結構書けたと思ったのにB。

授業も網羅的ではなく、偏っている。
証券六法は試験では使わなかったし、使って予習をすることもなかった。

教科書に指定されていた「証券取引法読本」は今までであった法学の本の中で、もっとも理論的ではなく、クソだと思った一冊である。
ちり紙交換に出した方が世のため。
改版して、BOOK OFFの50円コーナーに並んでいても買う気はない。

癒し系というのは、可でも良いのなら、単位は上げるよ、
という意味だったのではないかという気がする。
2006年03月24日(金) 16:29:05 Modified by usshie_go




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