最終更新: greenland4 2008年12月29日(月) 10:24:22履歴
マキァヴェリ(Niccolò Bernardo Machiavelli、ニッコロ・ベルナルド・マキァヴェリ、1469年-1527年)は、ルネサンス時代のイタリアの政治家・思想家・歴史家。
フォレンツェに生まれ、サヴォナローラ?失脚後のフィレンツェ共和国?において政治家・役人として、内政や外交に活躍した。1512年に共和政が倒れてメディチ家の支配が復活すると解任され、一時投獄された。その後、フィレンツェ郊外にひきこもり、読書と著述に専念した。1513年ごろ執筆の『君主論』では、イタリア戦争のさなかにあって、信仰や主義の違いをこえて同盟を結び、国家の利益を追求する現実的な国際政治の考えかたを述べ、中央集権化した諸大国によるイタリア侵攻の危機に対処していくためには、獅子の勇敢さと狐の狡智さを兼ね備えた君主こそが必要であると説く。宗教や道徳から独立した政治の価値を説いた点で「近代政治学の祖」と称される。
マキァヴェリは教皇アレクサンデル6世の子チェザーレ・ボルジア?に望みをかけたが、チェザーレは父の没後に失脚し、その期待は実現しなかった。著書に上述『君主論』のほか、ローマ共和政?を讃えた『ローマ史論』がある。
マキァヴェリは教皇アレクサンデル6世の子チェザーレ・ボルジア?に望みをかけたが、チェザーレは父の没後に失脚し、その期待は実現しなかった。著書に上述『君主論』のほか、ローマ共和政?を讃えた『ローマ史論』がある。
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