最終更新: greenland4 2009年02月13日(金) 15:15:33履歴
ヴォーセルの和議とは、1556年、神聖ローマ皇帝カール5世?とフランス王アンリ2世とのあいだで結んだ休戦条約。カール5世がプロテスタント諸侯とのあいだで締結したアウグスブルクの宗教和議?の翌年にあたる。
フランスのノルマンディー地方カルヴァドス県に所在するヴォーセルで結ばれた休戦条約である。カール5世の領土分割は、神聖ローマ皇帝のハプスブルク家によるフランス包囲網を解消し、両国のあいだにひとまず和平をもたらすかにみられたが、戦争終結にまでいたらず、1559年のカトー・カンブレジ条約を待たなければならなかった。
ヴォーセルの和議から1年後、ナポリのカラッファ家出身のローマ教皇パウルス4世は、スペインに敵対してアンリ2世を再び紛争に引き込んだ。カールのあとを継いだ皇帝フェルディナンド1世は、プロテスタント諸侯の脅威に対処するのが精一杯で戦争には加わらなかったが、メアリ1世を女王とあおぐイギリスはカールの子でメアリの夫君にあたるスペイン王のフェリペ2世に加勢して戦いに参加した。
ヴォーセルの和議から1年後、ナポリのカラッファ家出身のローマ教皇パウルス4世は、スペインに敵対してアンリ2世を再び紛争に引き込んだ。カールのあとを継いだ皇帝フェルディナンド1世は、プロテスタント諸侯の脅威に対処するのが精一杯で戦争には加わらなかったが、メアリ1世を女王とあおぐイギリスはカールの子でメアリの夫君にあたるスペイン王のフェリペ2世に加勢して戦いに参加した。
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