最終更新: greenland4 2008年12月09日(火) 04:35:06履歴
考現学(こうげんがく、the study of modern social phenomena)とは、現代の社会現象を場所・時間を定めて組織的に調査・研究し、世相や風俗?を分析・解説しようとする学問。考古学?をもじってつくられた造語、モデルノロジー(modernology)。
考現学は、1927年?(昭和?2年)、今和次郎?が提唱した学問である。今はそれまで柳田國男?に師事し、民俗学?研究の一環として民家?研究などで業績を挙げていたが、本人の語るところによると考現学研究のため柳田に「破門」されたという。その研究のはじまりは、1923年?(大正?12年)の関東大震災?後の東京?の町を歩き、バラック?をスケッチしたことからであった。
これを機に新しく都市?風俗?の観察の学問をはじめ、1925年?(大正14年)には「銀座街風俗」の調査をおこなって雑誌『婦人公論?』に発表した。「考現学」の提唱は、1927年の新宿?紀伊国屋で「しらべもの(考現学)展覧会」を催した際のことであった。1930年(昭和5年)には『モデルノロジオ』が出版されている。今の提唱した「考現学」の発想から、生活学、風俗学、そして路上観察学などが生まれていった。
これを機に新しく都市?風俗?の観察の学問をはじめ、1925年?(大正14年)には「銀座街風俗」の調査をおこなって雑誌『婦人公論?』に発表した。「考現学」の提唱は、1927年の新宿?紀伊国屋で「しらべもの(考現学)展覧会」を催した際のことであった。1930年(昭和5年)には『モデルノロジオ』が出版されている。今の提唱した「考現学」の発想から、生活学、風俗学、そして路上観察学などが生まれていった。
・[http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0863.html 「松岡正剛の千夜千冊」第八百六十三夜 今和次郎『考現学入門』]
タグ
コメントをかく